TSUBO Yasuhiro

坪 泰宏 教授

  1. TOP
  2. 学部紹介
  3. 教員紹介
  4. 坪 泰宏 教授
所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
理論神経科学
担当コース
知能情報コース
主な担当科目
脳機能情報処理
研究分野・テーマ
脳情報理論、神経活動計測、統計モデリング、複雑ネットワーク
過去の部活動
バレーボール部
得意な科目
数学
苦手な科目
美術
おすすめの書籍

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

情報という学問は、様々な分野の学問が関わっている学際的な学問です。いろいろな分野の知識が要求される反面、いろいろな分野へ影響を与え、応用できる学問である点が魅力です。

立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?

先生方の研究レベルの高さと、研究室間の研究交流が盛んなところです
コースごとのコアな内容を系統的に学べるだけでなく、幅広い分野の授業も履修できるカリキュラムが特長です

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

現在、人工知能の技術は様々な分野で活用されています。これら人工知能の技術には、脳科学で培われた知識が生かされています。しかしながら、脳の情報処理はまだ完全には理解されていません。また、これまでに得られた脳の生物学的な知識と、実際脳で行なわれている情報処理との関係は、十分にわかっていません。例えば、脳は非常に小さなエネルギーで多くの情報処理をできますが、この仕組みはわかっていません。私たちは、脳の情報処理のしくみを理解することで、次世代の人工知能の技術の開発を目指しています。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

世界には非常に多くの情報があふれています。情報技術が進歩したことで、情報を手に入れることは簡単になりましたが、同時に、その中から本当に重要な情報、正しい情報を選択するのが難しくなりました。みなさんには是非、他の人が加工して発信した情報だけでなく、自ら行動して1次情報を多く手に入れてほしいです。1次情報を手に入れる行動を通して、加工された情報も正しく判断することができるようになります。1次情報を得る方法には、例えば社会的な情報だったら、直接現地をみたり関係者から話を聴いたりすること、科学技術的な情報だったら、自ら作ったり実験したりすることがあります。1次情報を得る行動力をもち、情報を正しく扱える人になってほしいです。

教員紹介一覧へ戻る