教員紹介
FUJITA Yoshihisa
藤田 宜久
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 助教
- 専門
- コンピュータ・シミュレーション
- 担当コース
- 主な担当科目
- メディア実験2、離散数学、プログラミング演習1
- 研究分野・テーマ
- 高性能計算、コンピュータグラフィックス、数値解析、数理情報学
- 過去の部活動
- 陸上部、テニス部
- 得意な科目
- 数学、美術
- 苦手な科目
- 英語、音楽
- おすすめの書籍
きちんとわかる時計遺伝子産業技術総合研究所 白日社 2008
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
パソコンさえあれば、授業で学んだことをすぐに試すことができます。それら学んだことを活かすことで、パソコンの中で自由に世界を創造することができるようになります。作成したものが思い通りに動いたときの達成感や感動はひとしおです。さらに、近年ではプロジェクションマッピングやAR、VRなどが普及したことによって、パソコン内の世界だけにとどまらなくなりました。今後も新たな技術が生まれる可能性を秘めた刺激的な分野だと思います。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
目に見えない電磁波が導波管の中をどのように伝わっているか、シミュレーションによって調査しています。実験装置がいらないのでお金もそこまでかからず、危険なものを簡単に扱えることはシミュレーションの大きなメリットになります。また、昨今のコンピュータの性能向上に伴って、より複雑な計算を高速に解くことが可能になってきています。そこで、様々な計算を組み合わせて、使いやすく、高精度な解析ができるような新しい解析手法の開発も行っています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
移り変わりの激しい情報分野では様々な技術が日々生まれていますが、それらを取捨選択して使いこなすアイデアが重要になってきます。先入観のない柔軟な考えから生まれたアイデアを是非形にしてもらいたいと思います。そのために、学生生活を通じて「思いを形にする力」を身に着けてほしいと思います。
今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください。
今や、ものづくりの研究開発段階ではComputer Aided Engineering (CAE)が必須になりつつあります。CAEはシミュレーションによる解析結果をもとに、人工知能などを用いて最適化を行うシステムの総称です。コンピュータだからできることの代表的な一つであり、さまざまな関連技術を組み合わせていることから、シミュレーション技術の集大成と言うことができます。
担当コース
経歴・業績について
- 教員データベース
- コンピュータグラフィックス第2研究室