AKIYAMA Soramichi

穐山 空道 准教授

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所属学部
情報理工学部
職位
准教授
専門
計算機システム、システムソフトウェア
担当コース
セキュリティ・ネットワークコース
主な担当科目
セキュリティ・ネットワーク学実験1、オペレーティングシステム
研究分野・テーマ
メモリシステム、近似計算、仮想マシン、オペレーティングシステム、メモリセキュリティ
過去の部活動
弓道
得意な科目
英語
苦手な科目
書道
おすすめの書籍

The Universe of English東京大学教養学部英語教室(編) 東京大学出版会

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

まだまだ発展途上の分野であり、大きな進歩が短期間で起きることだと思います。例えば日本語と英語の自動翻訳は今ではかなりの品質に達していますが、私が大学生だった2009年ごろには自動翻訳なんて使えないというのが常識でした。この進歩にはAI分野や計算機システム分野など、情報理工学の多くの分野の技術が貢献しています。みなさんにも情報理工学を学び、さらなる進歩を起こす原動力になってもらいたいです。

立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?

端的に言うと「基礎教育」で、情報理工学の基礎的な分野の教員が集まっている事が特徴だと思います(なお「基礎」は「簡単」という意味ではなく「コア」や「土台」という意味です)。情報分野は幅広いので、同じ「情報」とついても例えば情報を使ったビジネスに特化した学部や、他分野の補助として情報を扱う学部もあり自分の興味に応じ選ぶ必要があります。情報理工学を基礎から学ぶには立命館の情報理工学部がおすすめです!

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

大学で学んだことを活かし世界に貢献するという気概を身に着けてほしいです。世界(日本も含む)にはまだまだ様々な問題が山積みです。何かを教わることだけを目的とせず、世界に貢献するために自分の能力を高めることを目標に大学生活を送ってください。そのためには漫然と授業に出るだけではなく、友達との交流や社会との関わりのような、どんな貢献が必要とされているのかを実感として知る活動も重要です。

今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください。

Approximate Memory と呼ばれる、高性能・低消費電力な代わりに保存されたデータが壊れてしまうかもしれないメモリ技術に注目しています。通常のパソコンやスマートフォンでは保存したデータは壊れないという前提があります。実はこの前提を保証するために様々な手間暇がかかっており、これを取り払うことでより高性能や低消費を実現できます。しかしデータがランダムに壊れてしまうとアプリケーションがきちんと実行できなかったり、新たなセキュリティ的な懸念があったりと研究テーマが山積みな新しい技術です。

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