教員紹介

Tetsutaro Uehara

上原 哲太郎

上原 哲太郎
所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
サイバーセキュリティ
担当コース
主な担当科目
ネットワークセキュリティ
研究分野・テーマ
計算機システム、情報セキュリティ、情報ネットワーク
過去の部活動
科学部
得意な科目
物理
苦手な科目
体育
おすすめの書籍

理科系の作文技術木下 是雄 中央公論新社ITリスクの考え方佐々木良一 岩波書店サイバーセキュリティ2020脅威の近未来予測、JNSA未来予測プロジェクト、インプレスR&D

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

「理」は「ことわり」と読みます。理学とは、この世界がどのように作られたのかを知る、いわば「神の御心を推し量る」学問です。一方、工は「たくみ」と読みます。つまり、工学とは人の技術を使って、神のできなかったことを成し遂げる、神に挑戦する学問であると言えます。理工学とは、世界の成り立ちを調べ、そこに技術で手を入れて人のために生かしていく学問であるといえましょう。
理工学はこれまで、さまざまなものを対象にしてきました。まずは形がある「物質」を調べ、加工して付加価値の高いものに変えてきました。次に、形はないが消費される「エネルギー」を調べ、人に使いやすいようにしてきました。そして現在、形もなく、減ることもない「情報」が、理工学のターゲットになったのです。
情報理工学とは、情報の成り立ちの背景にある摂理を調べた上で、人にとって価値のあるものに変えていく方法を考える学問です。

立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?

情報科学を基礎から学ぶことができるカリキュラムを持っていることです。後々、情報理工学を究めるにあたって重要な知識であり、社会に出てからもこの分野の発展的理解にきっと役立つことでしょう。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

デジタル・フォレンジックとは、犯罪に関わる証拠がデジタルデータとして残されている場合に、これをいかにあつめ、扱うかという新しい学問です。サイバー犯罪はもちろんのこと、一般の犯罪にもデジタル機器が広く使われるようになった現在では、犯罪の証拠はデジタル機器の操作記録や通信記録、メールやデジタル写真画像といった機器内データをはじめ、さまざまな場所に隠されているため、大変重要な研究分野になってきました。デジタルデータは改ざんや消去がとても簡単であるため、従来とは全く違う収集や分析技法が必要となります。さまざまな工学分野とも関係がある、とても幅広い研究テーマです。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

自然の成り立ちと、人間社会の成り立ちに常に深い興味を持ち、そこに埋もれた問題を探し出すように心がけてほしいと思います。そして、問題があれば、自分が持っている知識と技術が解決に役立たないか、考える癖をつけてほしいです。情報理工学を通して社会をよくすることができる技術者に成長してください。

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