R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」に参画の研究室がワールドロボットサミットの競技会にて入賞

2018.10.30 TOPICS

R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」がワールドロボットサミットの競技会で入賞

 立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)の「Ⅳ.次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」(プロジェクトリーダー:谷口忠大・情報理工学部教授)に参画の研究室が参加するロボット競技チームが、2018年10月17(水)~21日(日)に東京ビッグサイトで開催した「ワールドロボットサミット(WRS)」(主催:経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))内で行われた「ワールドロボットチャレンジ(WRC)」のサービスカテゴリーで多数の入賞をしました。

 WRSは、世界の高度なロボット技術を集結させ、競争を通じて技術開発を加速すると同時に、ロボットが実際の課題を解決する姿を示し、ロボットの社会実装を促進するための競技会。「ものづくり」「サービス」「インフラ・災害対応」「ジュニア」の4つのカテゴリーに分かれ、20カ国を超える約130チームが競演しました。 サービスカテゴリーの競技のうち、「フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ」へは、本学の創発システム研究室とインタラクション研究室、奈良先端科学技術大学院大学及びパナソニック株式会社との合同チーム(NAIST-RITS-Panasonic)で出場。エル・ハフィ・ロトフィ ・R-GIRO専門研究員など本学のメンバーが担当した「接客タスク」で優勝し、NEDO理事長賞と計測自動制御学会賞を受賞しました。

 同チームは、店員との対話から新商品の名称と配置を学ぶ人工知能を構築し、接客ロボットが商品の前まで客を誘導する未来のコンビニエンスストアを演出しました。さらに、近年注目を集める拡張現実(AR:Augmented Reality)を用いて接客ロボットの内部知識を可視化し、人とロボットの相互理解を進めるデモンストレーションを行いました。また、同カテゴリーの「パートナーロボットチャレンジ(リアルスペース)」では、本学の創発システム研究室、インタラクション研究室、音情報処理研究室が、大阪工業大学との合同チーム(OIT Challenger and Duckers)で準優勝、「パートナーロボットチャレンジ(バーチャルスペース)」では、本学の創発システム研究室、メディアエクスペリエンスデザイン研究室が、岡山県立大学、大阪工業大学、玉川大学との合同チーム(eR@sers)で3位に入賞し、それぞれNEDO理事長賞とWRS実行委員長賞を受賞しました。

エル・ハフィ研究員(写真左)
エル・ハフィ研究員(写真左)
萩原講師(写真左から2番目)
萩原講師(写真左から2番目)

萩原良信・情報理工学部講師のコメント

 立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)「Ⅳ.次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」において共同研究を進める谷口研究室(創発システム研究室)、島田研究室(インタラクション研究室)、西浦研究室(音情報処理研究室)が協力して、ロボットの人工知能を構築しました。具体的には、谷口研究室が空間概念学習、島田研究室が画像認識モジュール、西浦研究室が光マイク音声認識の開発を担当しました。一般的に多拠点での共同開発は情報共有の課題がありますが、エル・ハフィ 研究員が中心となって構築した先端のソフトウェア開発環境(GitLab, Docker, FlexBEなど)により短期間で効果的な開発が実現しました。本研究グループで独自に開発した人工知能は、共同研究を進めるトヨタ自動車のHuman Support Robotに実装されました。競技会では、コンビニエンスストア、家庭環境において柔軟で気の利いたサービスの提供を可能とする未来のサービスロボットを提案し、高い評価を得る事ができました。

 今後は、2020年に愛知で開催される本大会に向けてチームの協力関係や支援体制をさらに強化し、同チャレンジでの総合優勝を目指して挑戦を続けていきます。

研究室の学生と萩原講師
研究室の学生と萩原講師
受賞トロフィーと賞状

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