1月14日(火)、衣笠キャンパスで本学の協定校である豪州アデレード大学留学生、京都市立西京高等学校附属中学校生と、立命館大学学生の3者による国際ワークショップが開催され、合計150人が参加しました。
 本ワークショップは、日本語・日本文化を学習するために立命館に短期留学に来ているアデレード大学留学生、英語を学習している京都市立西京高等学校附属中学校3年生の生徒、そして、短期留学生らのサポート活動をしている立命館大学RSJP/RWJPバディ学生の3者が、言語や文化の違いを超えて交流を図り、それぞれが今後の学びの発展に繋がる経験を得ることを目的として、開催されました。

 当日はすべて英語でやりとりが行われ、最初にアデレード大学留学生、京都市立西京高等学校附属中学校生徒がそれぞれの国や地域についてプレゼンテーションを行いました。その後、グループに分かれて、温暖化や貧困問題などの国際課題に関するディスカッションを行いました。 最後に、京都市立西京高等学校附属中学校 英語科の先生から「英語を武器として、いろんな方向で世界の問題を解決していってほしい。コミュニケーションファーストで、違いを認めて、協働していってほしい」という旨のエールが全参加者に贈られました。

 立命館大学衣笠国際教育センターが主管するアデレード大学から立命館大学への短期留学プログラムは今年で7年目を迎えました。地元の中学生を招いてのワークショップ開催は初の試みでしたが、京都市立西京高等学校附属中学校とアデレード大学の先生方にご協力を頂き、無事成功を収めることが出来ました。

 立命館大学は、今後も引き続き国際的取り組みを続け、プラットフォーマーとして、地域社会も含めた学園内外の多くの方々に出会いや気づきの場を提供し、国際交流や国際理解を促進する役割を果たすことを目指していきます。

<参加者の声>

京都市立西京高等学校附属中学校生
「実際に、全部英語でコミュニケーションを取るのは難しかったけど、自分の英語で表現することができて、とても貴重な経験になった。」
「緊張したりして、単語が抜けてしまったところがあったので、こういう場でもきちんと話せるように場数を踏んでいきたい。」

立命館大学学生
「中学生が自分でプレゼンを作ってきて、がんばって英語で話してくれて感心した。ディスカッションのテーマはSDGsなど大学で学ぶことのあるようなことも多く、もっと世界の課題に目を向けていきたいと思った。」

アデレード大学留学生
「日本と豪州の関係が長年について続いている中で、今日、世界の問題についてこのように話し合うことができて、本当に良かった。また、日本そして京都の文化についても理解を深めることができた。オーストラリアは、他の文化から学ぶことによって、多くの恩恵を受けていると思うから、今後もこのような交流を続けて学んでいきたい。」

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