2021年5月12日(水)、ジュール・イルマン在京都フランス総領事が、立命館朱雀キャンパスに来学され、仲谷善雄総長、上野隆三学長特別補佐、千川哲生フランス語部会長、安高啓朗国際連携室副室長と懇談されました。イルマン総領事は、フランス語・フランス文化講座を提供するアンスティチュ・フランセ(日仏学館)関西の館長も兼任されています。
 懇談には大八木美穂氏(関西オフィス担当、フランス政府留学局・日本支局、アンスティチュ・フランセ日本本部)、メロディ・ラザカ氏(館長付パートナーシップ開発担当、アンスティチュ・フランセ関西)も同席され、教育および研究分野における本学とフランスとの連携強化の可能性やフランス語教育の促進などについて意見交換が行われました。

懇談の様子
ジュール・イルマン在京都フランス総領事
ジュール・イルマン在京都フランス総領事
仲谷総長

 イルマン総領事は、ご自身が館長をされるアンスティチュ・フランセの活動との連携強化の可能性、ならびにフランスが芸術、文学、遺産(歴史)、食分野に限らず、科学技術分野の研究に力を入れていることに触れ、立命館との研究交流に繋げたいと強い期待を寄せられました。仲谷総長からは、科学技術分野における国際会議でのフランス研究者の熱意や研究成果に注目していることが述べられ、今後フランスとの学術・研究交流に促進に期待を示されました。

 本学のフランス語教育ついて、千川フランス語部会長より、1回生時の初修外国語に加え、2.3回生で副専攻カリキュラムにて、フランス語学力の涵養に努めている学生がいることなどが紹介されました。イルマン総領事からは、言語学習の強化や留学の準備、さらに文化交流イベント等にあたってはアンスティチュ・フランセから積極的に情報提供していきたいと述べられました。

 懇談は、終始なごやかな雰囲気で、今後の相互の協力に結び付く意見も活発に交わされ、フランスと立命館のより深い連携が期待できる機会となりました。

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