立命館大学アート・リサーチセンター（以下、ARC）と文学部は、「祇園祭デジタル・ミュージアム2021－バーチャルで楽しむ祇園祭－」を公開しました。本サイトは、昨年度公開した「祇園祭デジタル・ミュージアム2020－過去・現在・未来－」のサイトをリニューアルし、装い新たに公開したものとなります。

　2021年の祇園祭は、2020年同様に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により山鉾巡行をはじめ、多くの関連行事の中止が予定されています。そこで、祇園祭の魅力や歴史に触れられるサイトとして「祇園祭デジタル・ミュージアム2021」を公開し、一般の皆さまに祇園祭をオンラインで体験していただける機会を提供してまいります。

祇園祭デジタル・ミュージアム2021特設サイト

URL：https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/gionfestivalDM/

　立命館大学ARCは、2002年から祇園祭に関する古写真や映像、古文書などを収集し、デジタル化して保存する取り組みを進めてきました。昨年に引き続きこれまで蓄積してきた祇園祭に関するさまざまな研究成果（祇園祭の2D・3Dマップやバーチャル山鉾巡行の動画、山鉾の3次元計測データ、長江家屏風祭など）を公開。動画や古文書など、祇園祭に関連する4,000点以上の資料を公開しています。2021年は、昨年からバージョンアップして下記の新しいコンテンツも追加し、皆様に楽しんで頂けるようにしています。
1.ArcGIS Onlineによるバーチャル京都の２Ｄ・３Ｄマップ　
2.懸装品の高精細画像、祇園囃子、バーチャル巡行
3.『バーチャル歴史京都AR（iOS・Android）』（（株）キャドセンター・ARC共同作成）