陸上競技部・壹岐あいこ選手が京都のジュニアアスリートに講演を実施

 京都府で未来のトップアスリートを育成することを目的として実施されている『京の子どもダイヤモンドプロジェクト「京きっず」育成プロジェクト』にて、2022年1月9日(日)、立命館大学女子陸上競技部の壹岐あいこ選手(スポーツ健康科学部3回生)が特別講師として講演を行いました。

 本プロジェクトは、未来のトップアスリートを目指す京都の小学3年生~中学3年生の児童・生徒を対象に、発掘・育成プログラムを通して社会の発展に貢献できる人材の育成を目指し、京都府が取り組んでいる事業です。立命館大学は、児童・生徒のコミュニケーション能力の向上やオリンピック教育等を行う「インテレクチュアルプログラム」の面において、本プロジェクトに協力しています。

 今回、実施された「インテレクチュアルプログラム」では、東京オリンピック陸上競技女子4×100mリレー種目の登録メンバーである壹岐選手が講師として「トップアスリートから学ぶ」と題し、競技と勉強の両立、日々競技と向き合うなかで大切にしていること等、36人の児童・生徒たちを対象に講演を行いました。

 グループワークでは、壹岐選手が陸上競技に取り組む際に作成し、実践している「目標達成シート」を参加者とともに作成し、“オリンピック出場”という目標のためになすべき課題を具体的に挙げるとともに、課題に向けて起こしたアクションを振り返り、改善につなげることの重要性を語りました。
また、壹岐選手は自身が高校生の頃から続けている練習ノートを見せ、参加者は、壹岐選手の練習ノートや競技との向き合い方を通して、目標設定の重要性に改めて気づくとともに、「自分も練習ノートを作成しよう」と決意した様子でした。

 講演後には、多くの参加者が壹岐選手に話しかけ、「練習でモチベーションが上がらないときはどうしているのか?」といった質問を投げかけていました。未来のアスリートとなる児童・生徒たちが、自らの競技に取り組む課題のヒントを得ようと壹岐選手から学ぶ様子がみられました。最後に、壹岐選手には参加者や保護者から「応援しているので頑張ってください!」と熱い激励の言葉が送られました。

講演会の様子
講演会の様子
グループワーク
グループワーク

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