生命科学部・中尾周講師が第23回日本生理学会奨励賞を受賞

生命科学部生命医科学科・中尾周講師が、「第23回日本生理学会奨励賞」を受賞し、2022年3月16日(水)~3月18日(金)にハイブリッド形式で開催された第99回日本生理学会大会において受賞が発表されました。

この賞は、顕著な研究業績を有するとともに、将来、生理学会で活躍することが期待される若手研究者を奨励することを目的として1999年に設立されました。これまでの中尾周講師の研究実績、研究構想と発展性、⽣理学会における活動が高く評価され、今回の受賞に至り、中尾周講師には賞状が贈呈されました。

中尾周講師のコメント

心臓の拍動を司る心臓ペースメーカ組織を対象にこれまで研究を継続してきましたが、中でも成果がまとまった研究課題「運動誘発性徐脈性不整脈の分子メカニズムとmiRNAの関与」と10年にわたる日本生理学会での継続的な成果発表が評価されたのではと考えています。 今後は心拍数を決定するメカニズムの分子レベルでの解明を推進するとともに、不整脈に対する新たな再生医療の開発に取り組み、生理学と再生医学の発展に貢献していきたいと思います。

中尾周 講師
中尾周 講師
日本生理学会奨励賞 の賞状
日本生理学会奨励賞の賞状

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