産業社会学部・永野聡ゼミ(以下、永野ゼミ)は、4月29日(金・祝)から11月13日(日)、「越後妻有 大地の芸術祭 2022」に作品を出展します。大地の芸術祭は、2000年にスタートし、新潟県・越後妻有地域の広大な里山を舞台に、アートを通じて地域の価値を発信し、地域再生を目指す世界最大級の国際芸術祭です。
 永野ゼミでは、現代社会の諸問題(高齢者のいきがい創出、地域資源の担い手の承継、震災復興等)に、ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインの観点から解決に挑戦しています。本年の芸術祭には、新潟県十日町市を対象とした現代アートを活用した地域活性化研究の一環として「皓雪冽白 〜漉き込む十日町の記憶〜 」というテーマで出展します。
 また作品は、まちづくりを主な専門領域としながら、地域に密着し、人々の繋がりの中からインスタレーション・建築・プロダクトを創造する、まちづくり・建築ユニット「doobu -ドーヴ-」 との共同制作です。

 今回は地域の資源である「和紙」に着目。オフラインの作品として、楮(こうぞ)や草木を使った和紙のインスタレーションや地域内外の人との和紙づくりワークショップ(ソーシャリー・エンゲイジド・アート)を実施予定です。また、オンライン作品として、自然・文化・産業の観点から、楮から和紙になるまでのアニメーションや高感度録音による3次元での地域空間の創出、和紙作家へのインタビューなどが盛り込まれたオリジナルホームページを開設しています。

越後妻有 大地の芸術祭 2022

イベント名:越後妻有 大地の芸術祭 2022
開催期間:2022年4月29日(金・祝)~ 11月13日(日)全145日間(火・水曜休み)
開催地:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 760k㎡
公式ウェブサイト: https://www.echigo-tsumari.jp/

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