2017.06.22 TOPICS

理工学部 平井慎一教授・王 忠奎助教が国際食品工業展アカデミックプラザでAP賞 グランプリを受賞

 理工学部ロボティクス学科の平井慎一教授・王 忠奎助教が「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)」の「アカデミックプラザ」で開催されたポスターセッションにて「食品材料ハンドリング用ソフトロボットハンド」の研究発表を行い、FOOMA AP(アカデミックプラザ)賞のグランプリを受賞しました。

 食品産業において、弁当箱等への食材のパッキングは多くを人手に頼っており、その自動化が望まれています。また、業界におけるハンドリングでは、精度はそれほど要求されない一方、食材の形状や特性のばらつきに対応する必要があり、さらに価格競争力も求められています。
 本研究では業界の要求に応えるべく、柔軟な材料を導入した数種類のハンドを用いることにより、様々な食材のハンドリングと弁当箱へのパッキングを実現することを目的としています。今回の発表では、プリンタブルハンドとパッシブハンドが紹介されました。

 プリンタブルハンドは、空気圧の加圧によって曲がるゴム製の指から構成されており、指の部品は、ゴム材料を使用することができる三次元プリンタで製作しています。複数のゴム製の指から成るハンドは、食材が入っているカップ、唐揚げや切り身等の不定形素材のサンプルを把持することができます。
 パッシブハンドは、指に受動的な関節を含んでおり、受動的な関節に外力が作用すると、ある範囲で関節が回転します。一対のこのような指を対向させてパッシブハンドを構成しています。パッシブハンドを用いると、卵のサンプルは位置や姿勢に関わらず把持が可能、唐揚げのサンプルは、姿勢を選べば位置に関わらず把持が可能となります。切り身のサンプルの把持は、位置と姿勢に依存します。

プリンタブルハンド
プリンタブルハンド
授賞式の様子
授賞式の様子

 ポスターセッションに参加した大学・研究機関は、国内外合わせて3日間で66機関。
 AP賞は、一般社団法人 日本食品機械工業会技術委員、アカデミックプラザの来場者(主に企業人)、参加研究室の各代表による投票結果をもとに、獲得ポイントが多かった発表(複数可)に対して授与されます。受賞の発表は会期3日目(6月15日)に開催されたAP交流会において行われました。

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