京丹後市 中山 泰市長(左)/立命館大学 吉田 美喜夫学長(右)

 12月17日(木)、立命館大学と京丹後市は、地域連携分野をはじめ、産業振興、まちづくり、ひとづくりに共同して取り組み、地域・大学を核とした交流を推進するため、連携・協力に関する包括協定を締結しました。

 地域再生・創生の必要性が叫ばれる中、2014年に京丹後市が設立した「京丹後市夢まち創り大学」に立命館大学が参画するなど、地域課題の解決や地域活性化に取り組んできました。また、経営学部プロジェクト団体「丹後村おこし活動チーム」が2004年から10年以上にわたり京丹後市を含む京丹後地域の環境保全・地域振興活動に努めるなど、これまでも複数の連携実績があります。
 本協定は、立命館大学と京丹後市が包括的な連携のもと、産業、教育・文化、健康・福祉、まちづくりなどの分野において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的としており、包括協定を契機に、下記7項目を軸に多様な連携・協働の取り組みを進めていきます。 今後も付加価値のある農産品の研究・開発をはじめ、京丹後市の土壌分析、土壌改良などの研究推進・協力、「京丹後市夢まち創り大学」を活用したフィールドワークやアクティブラーニング、市民向けの公開講座の開催などさまざまな取り組みが計画されています。
 調印式終了後は、立命館大学「丹後村おこし活動チーム」で代表を務める岡田みなみさん(経済学部3回生)から活動報告が行われ、「今回の協定をきっかけに、さらに地域での活動の充実を図り、さらに学びを深めていきたい」と抱負を語りました。

■中山 泰・京丹後市長のメッセージ
国の認定もいただいている“夢まち創り大学”事業は本市の地域再生計画の中でも重要な柱のひとつと位置づけています。立命館大学の学生のみなさんには、本市を“ふるさと地域キャンパス”として活用し、教育・研究活動の充実を図っていただくと共に、交流・連携を深め本市の地域活性化につなげていきたい。

■吉田 美喜夫・立命館大学長のメッセージ
教育はキャンパスや教室での授業だけで完結するものではなく、学外に出て、そこで触れ合う市民のみなさんや街の活気やエネルギーによって育てられる側面が大きい。中山市長が言われるように、京丹後市をもうひとつのキャンパスとし、多くの学生、研究者が活躍してくれることを期待しています。

京丹後市 中山 泰市長(左)/立命館大学 吉田 美喜夫学長(右)
京丹後市 中山 泰市長(左)/立命館大学 吉田 美喜夫学長(右)
「丹後村おこし活動チーム」の報告の様子
「丹後村おこし活動チーム」の報告の様子

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