第15回 天野和夫賞授与式を挙行
2017年11月17日(金)、衣笠キャンパスにおいて第15回天野和夫賞授与式を挙行しました。天野和夫賞は、天野和夫元立命館総長・学長のご令室 天野芳子氏からのご寄附にもとづき、立命館大学大学院修了者および法の基礎理論に関わる若手研究者の中から特に優れた業績をあげた方を表彰し、その研究を奨励することを目的として、2003年2月に制定されました。今回の授与式において、下記の3氏に同賞が授与されました。
【第15回(2017年度)天野和夫賞 受賞者 】
・市川 啓 氏
(卓越した研究成果をもって本学大学院法学研究科において課程博士の学位を取得した者)
博士論文:「間接正犯概念の淵源およびその発展に関する歴史的考察――目的なき・身分なき故意ある道具を素材に」
・知名 春香 氏
(特に優れた成績をもって本学大学院法学研究科において修士の学位を取得した者)
修士論文:「複合契約の法的構造の解明―「契約の目的」の視点から―」
・中谷 惣 氏
(法の基礎理論研究において優れた研究をもって学界に貢献した者)
著書:『訴える人びと―イタリア中世都市の司法と政治―』(名古屋大学出版会、2016.11)