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2024.04.02

『AJI Journal』第5号の優秀論文賞が決定、賞の授与式を行いました!

 立命館大学アジア・日本研究所 (AJI) は、『AJI Journal』第5号の優秀論文賞授賞式を開催しました。式典では、最初に、AJI所長である小杉泰教授より開会の挨拶が行われ、受賞者の優れた研究の功績が讃えられました。

 同ジャーナルは、立命館大学をはじめとする世界中の研究機関のアジア・日本研究に関わる研究成果を広く発信するために、2019年に刊行されました。また、同ジャーナルでは、ピア・レビューによる投稿論文への厳正な査読を実施し、質の高い学術論文のみを掲載しています。最初の刊行以来、投稿論文数は年々増加しています。小杉教授は、これまでに同ジャーナルを通して学術的発展に貢献したすべての著者と査読者に謝意を表しました。

 今回の優秀論文として、編集委員会は2つの論文を副賞(Silver Award)にふさわしいと判断し、Gold Awardとして論文1本、Silver Awardとして論文2本に各賞が授与されました。受賞者と受賞論文は以下の通りです。

・Gold Award: Yi SUN, Jietao LIAN, Lu JIANG, Xuji SUN, Shuangshuang ZHANG, Mami KANZAKI, Yuko YATO, “Initial Challenges and Protective Factors for the QOL of Mothers with Young Children during COVID-19: Japan and China”

・Silver Award: Kazutaka SOGŌ, “The Bottleneck in the Formation of ‘Imperial Japan’ under the International Cooperation Principle after WWI: Focusing on the Tanaka Giichi Cabinet’s Concept of Establishment of the Takumushō”

・Silver Award: Junhye LEE, “Why do Diasporas Re-Emigrate to their Historical ‘Homelands’?: A Case Study of Koryo Saram’s ‘Return’ from Post-Soviet Uzbekistan to South Korea”

各受賞者に送られた記念楯と表彰状
各受賞者に送られた記念楯と表彰状

受賞あいさつは、こちら

投稿のお誘い
 『AJI Journal』(Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University)は、厳密なダブル・ブラインドの査読システムを採用している、学際的な学術誌です。その学際性ゆえに、アジア・日本に関連する主題であれば、専門分野は問いません。厳密な査読付きであるほか、J-STAGEに掲載されていますので、内外から広く参照されやすいという利点もあります。

 さらに、毎年の掲載分の中から、優れた論文には本賞が授与されます。

 是非、奮って本誌へ論文をご投稿ください。

 具体的な投稿方法については、こちら