14世紀(南北朝)、16世紀(戦国)、19世紀(幕末維新)は、日本社会が〈変わる〉可能性を持っていた時代です。私が研究してきた「江湖」の思想とは、この3つの時代にのみ流行した言葉です。じつは、あの坂本龍馬が脱藩した際の港の名前も「江湖」でした。〈変革期の歴史〉へようこそ!
人と人とのつながりをテーマに、政治学・社会学・哲学の垣根を越えて研究しています。中〜近世における〈排除〉と〈包摂〉の問題。より具体的には、都市におけるスラム・クリアランス、飢饉や災害の際に、救いの手を差し伸べる範囲を決める〈線引き〉の論理、またそこで判断を迫られる〈現場人〉の思考、等が最近のテーマです。
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