立命館大学 経営学部

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学部長あいさつ

ビジネスを発見し、ビジネスを創造する

立命館大学経営学部長・大学院経営学研究科長 木下 明浩
経営学部長・経営学研究科長 木下 明浩

立命館大学経営学部は、1962年の創設以来、学部理念「経済学を基礎とした経営学」のもと経営学の教育と研究を進めてきました。1996年には新しい学部理念「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」を掲げ、1998年びわこ・くさつキャンパスに京都衣笠キャンパスから移転しました。

2006年に国際経営学科を開設して既存の経営学科との2学科制とし、大学および学部による留学、「英語でビジネスを学ぶ」カリキュラムを進めてきました。2013年には大阪いばらきキャンパスへの展開を見据え、標準的なカリキュラムによる教学内容の精選化と系統化を行いました。そして2022年には卒業論文(ないしはビジネスレポート)を卒業要件とした教育の質を保証するカリキュラム改革を行っています。

経営学部は、4年間を通じた小集団ゼミでの濃密なコミュニケーションによる学びを大事にしています。専門のカリキュラムは、入門、学科・コースの基礎、展開(国際経営、組織、戦略、マーケティング、会計・ファイナンス)という順序で系統的に学びます。さらに2回生から英語で専門科目を学ぶことができます。初修外国語についてはフランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語のうち一語種を学ぶコースを選択することができます。教養科目では、立命館のアイデンティティを形成する「立命館科目」、人文・社会・自然にかかわる幅広い教養基盤科目、英語による国際教養科目など多彩な学びを経験することができます。

2020-22年度はコロナ禍の影響を受けましたが、国際経営学科を中心に英語科目の集中的な学習を土台に、経営学部独自の留学プログラムや全学プログラムでニュージーランド、中国などの多様な国の大学にて学んでいます。また、会計キャリア、産官学連携事業継承教育、産学協同アントレプレナーシップ教育、アジアビジネスプログラムなど、キャリアに結びつく学びも充実しています。

経営学部は、外国語と教養を含めて多様な専門分野で研究・教育する約70名に及ぶ専任教員を擁します。自分なりの目標をもって学ぶ学生にはさまざまな機会が与えられており、留学生を含めて多様な学生が集う「学びのコミュニティ」が大阪いばらきキャンパスにはあります。2024年度情報理工学部と映像学部の移転に伴い、さらに多様な学生の交流するキャンパスとなります。

新しい地域コミュニティの一員としてさらに大きく貢献できるよう、またグローバルな平和で持続可能な社会の構築のため、経営学を発展させ、充実した研究・教育機関として尽力していきたいと考えています。