立命館大学 経営学部

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佐藤 典司特別任用教授

Noriji Sato

研究分野
デザインや広告など情報の価値の研究
主な担当科目
広告論
Q1
現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。
時代の価値は、かつての「モノの価値」から、デザインや広告、音楽、映画、ゲーム、ネット上のコンテンツなどの「情報の価値」へと変化しています。そしてモノと情報とでは、その特性は180度違います。みなさんが消費者として求め、あるいは働き手として作り上げる価値は、これまでと180度違う価値社会になりつつあるのです。それがどんな社会になるのかを研究するのが、私の専門分野です。
Q2
どんな学生時代を送っていましたか。
専門は経済でしたが、友人や先輩の多くは文学部の学生たちでした。授業はあまり出ませんでしたが、かれらと映画や小説の話をしたり、自分で文章を書くのが好きでした。今から考えると、夢の中に生きているような時代でした。
Q3
現在の専門分野を志した理由・研究者になったきっかけを教えてください。
学生のころから、漠然と、日本では、これからはモノの時代が終わって、情報の価値でみんなが食べていくようになるだろうと思っていました。そのこともあって、広告の会社に入り、そこで「デザインの価値」の研究をしていたら、立命館大学で教えることになりました。
Q4
高校生へメッセージをお願いします。
自分なりの勉強スタイルを見つけることが大切だと思います。試験で良い点をとることも大切ですが、むしろ、どういうやり方でやれば、本物の知識が身につき、ものごとが自分なりに考えられるようになるかを工夫することです。

■おすすめの書籍や映画

「モノから情報へ」佐藤典司 経済産業調査会


■関連リンク

研究者学術情報データベース (ritsumei.ac.jp)