立命館大学 経営学部

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平井 素子准教授

Motoko Hirai

研究分野
専門は応用言語学、スペイン語教育です。
主な担当科目
スペイン語基礎、スペイン語展開、応用スペイン語、スペイン語で学ぶ文化・社会、比較文化論
Q1
現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。
専門分野は応用言語学、スペイン語教育です。日本語母語話者がどうすればうまくスペイン語でコミュニケーションができるようになるかを研究しています。またスペイン語でのコミュニケーション能力向上のための教授法や教材開発についての研究にも取り組んでいます。
Q2
どんな学生時代を送っていましたか。
ラテン音楽と外国語学習が好きでした。外国語は、スペイン語の他に中国語とイタリア語も学んでいました。学習したスペイン語を使う機会がなく、少しでもスペイン語に触れることができるスペイン料理やメキシコ料理のレストラン、ラテン音楽が聴けるライブハウスでアルバイトをしていました。長期休暇を利用して、スペイン語圏を旅してまわりました。なんでも美味しくいただくことができ、どこでも寝ることができるのが自慢でした。
Q3
現在の専門分野を志した理由・研究者になったきっかけを教えてください。
学生の時は語学教室を開業したいと思っていました。そしてスペイン語教授法を学ぶためスペインのアルカラ大学に留学しました。留学時代はクラスメートや先生方をはじめ、多くの人に助けられ、充実した時を過ごしましたが、スペイン語でのコミュニケーションではつまずくことが多く、ミスコミュニケーションを多く体験しました。相手の発話の意図を理解できず、苦しみました。招待されているのか、社交辞令なのか、親しみを込めた冗談なのか、からかわれているだけなのかがわからず、自分の中に多くの葛藤を抱えていました。これらの葛藤は文化の違いによるものなのかとその答えを探しているうちに、いつの間にか私の研究テーマになりました。
Q4
高校生へメッセージをお願いします。
世界中で5億8500万人を超える人がスペイン語を話します(内、スペイン語母語話者は約4億9000万人)。さらに、世界中で2200万人を超える人がスペイン語を学習しています。英語だけでなくスペイン語を学べば、視野がぐんと広がります。スペイン語学習を通して、広く世界に目を向け、多くのスペイン語話者、学習者と繋がりましょう。

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研究者学術情報データベース (ritsumei.ac.jp)