佐野 宏樹准教授
Hiroki Sano
- 研究分野
- 人々の心理的要因を考慮したビジネス・プロセスの設計と管理
- 主な担当科目
- オペレーションズ・リサーチ、経営のための数学
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Q1現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。
- 執筆者の専門分野はオペレーションズ・マネジメントであるため、オペレーションズ・マネジメントの学術コミュニティにおける貢献性が期待できる研究を行うことを目指している。最近は特に、学術界の動向や実務家の方々の意見を参考にしながら、デジタル技術の活用、ビッグデータの活用、人々の行動特性、といったことに研究テーマとして注目している。
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Q2どんな学生時代を送っていましたか。
- 学部生時は、経営学部で教育を受けてどのように社会に貢献できる人材になれるのかを常に考えながら過ごしていた。大学院生時は、ストレスとプレッシャーを常に感じながら過ごしていた。
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Q3現在の専門分野を志した理由・研究者になったきっかけを教えてください。
- 現在の専門分野を志した最初のきっかけは、学部生時にオペレーションズ・マネジメント(サプライチェーン・マネジメント)が専門分野の先生のゼミに入ったことである。学部生時のゼミは、論理的にビジネスを理解しようとする分野としての特徴に魅力を感じて選択した。大学院に進学して研究者になろうと志したきっかけの一つは、ある時、大学の図書館に配架されていた学術雑誌の論文を読んでみたところ、ほぼ理解することができなかったことである。このような論文を理解できるようになりたい(さらには執筆できるようになりたい)と思ったことが、大学院への進学を考えたきっかけの一つである。
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Q4高校生へメッセージをお願いします。
- 進学する大学や学部などを選択する際は、自分が何を学びたいのかをよく考えた上で意思決定を行うことを勧めたい。しかしその一方で、視野を広く持ち、学習の幅を広げていくことも重要である。例えば、「○○先生のゼミに入りたい」という理由で進学先を決定しても、その先生が毎年ゼミを開講するとは限らない。殊に経営学部においては、食わず嫌いをせず、多様な科目についての学習に意欲的に取り組むことが望ましい。
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