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2020年07月のニュース

2020.07.14

スポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科10周年記念式典の延期について


2020年度は、在学生や教職員のみならず、我々の学部・研究科を巣立ち、社会で活躍している校友の方々にとっても特別な時を迎えることになります。それは、1869年に西園寺公望が私塾「立命館」を創始し、その意志を引き継いだ中川小十郎が立命館大学の前身となる「私立京都法政学校」を創設して、今年で120周年を迎えます。また皆さんが学び舎として選んだスポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究は、2010年度に産声を上げ、今年度に創設10周年という記念すべき時を迎えます。

本来ならば、学部・研究科の記念すべきこの10周年という時を、多くの皆さんとともに祝うために、記念式典をこの9月に開催する予定でした。しかしながら、周知のように、新型コロナウイルスによって我々の日常は一変し、現在でも大学構内への入構ですら、制限されている状況です。とりわけ、この記念すべき年に、「学び舎」の扉を開いた学部・研究科の新入生については、BKCに足を運び、「キャンパスライフ」を楽しむということを、未だ実現できていません。このような状況下で苦渋の決断ではあるのですが、10周年記念式典は、1年を目安に延期とし、来年の秋頃に改めて開催することにしたいと考えています。

ただ、今年度を皮切りに、来年度まで「学部・研究科開設10周年記念事業」を様々な形で展開する予定にしています。このような制約された環境下であるからこそ、在学生、校友の方々、そして教職員が一丸となり、「10周年」という時をともにプロデュースしていきたいと考えています。そして、10年の時を刻んだスポーツ健康科学部・スポーツ健康科学研究科がこれまでも、またこれからも変わらずに大切にすることは、「新しい未来を切り拓く」ということであり、そのため、我々は、人々や社会の健康と幸福、そして平和に貢献するとともに、それらに貢献しうる「人財」を社会へと送り出したいと考えています。

このような想いを、皆さんと共有し、それを「カタチ」にするため、また皆さんに学部・研究科の未来をともに創り上げる「co-producer」であるという意識を抱いてもらえるよう、「あいコア・ファンディング」を創設しました。この「あいコア・ファンディング」は、10周年記念事業を始め、在学生(後輩)の学習環境や成長支援、さらには学部・研究科と全てのステークホルダーとのつながりや絆を深めるため、有効に活用させていただきたいと思います。ぜひ、多くの皆さんからの「想い」と「志」をお待ち申し上げます。

https://www.ritsumei.ac.jp/giving/project/

それでは、まだまだ不穏な日々が続きますが、どうかくれぐれも健康には留意いただき、来年の秋には、元気な姿で皆さんとお目にかかれることを楽しみにしております。

スポーツ健康科学部長・同研究科長 長積 仁

(ニュース)20200714-3

 

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2020.07.09

2020/7/2 本学部卒業生の冨田大智さんの研究が「BMC Research Notes」に原著論文として掲載されました。


昨年度に本学部を卒業した冨田大智さんの本学部伊坂忠夫教授、長野明紀教授,寺田昌史講師,菅 唯志助教,大塚光雄助教と共同で取り組まれた研究が、「BMC Research Notes」に原著論文として掲載されました。

 これまで足趾長や膝関節モーメントアーム長が陸上短距離走選手における100m走のスプリントパフォーマンスにおいて、重要な形態的因子であることを明らかにしています(Tanaka et al. Scand J Med Sci Sports. 2017; Miayke et al. Eur J Appl Physiol. 2017)。また、これらの形態的因子は、400m走のスプリントパフォーマンスにおいても重要の役割を果たす可能性を明らかにしています(Tomita et al. BMC Res Notes. 2018; Tomita et al. Transl Sports Med. 2018)。一方、100m走あるいは400m走の高いスプリントパフォーマンスを達成するための特有の形態的因子は明らかにされておりませんでした。この研究論文では、400m走を専門としている短距離選手の大腿骨長と脛骨長の比(つまり、大腿骨長に対する脛骨長の比率が高い)が400m走のスプリントパフォーマンスに関連することを明らかにしました。これに対し、このような関係は、100m走を専門としている短距離選手では認められませんでした。この結果は、下肢骨長が400m走のスプリントパフォーマンスに関連する特有の形態的因子である可能性を示唆しています。この研究論文は、冨田大智さんの3編目の国際学術論文になります。

 

Tomita D, Suga T, Terada M, Tanaka T, Miyake Y, Ueno H, Otsuka M, Nagano A, Isaka T. A pilot study on a potential relationship between leg bone length and sprint performance in sprinters; are there any event-related differences in 100-m and 400-m sprints? BMC Res Notes 22;13(1):297, 2020.

doi: 10.1186/s13104-020-05140-z.

(ニュース)20200709-3

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