ニュース
2020年12月のニュース
2020.12.01
スポーツ健康科学部・研究科の保護者とご家族の皆さま方へ
新型コロナウイルス感染の「第3波」が訪れ、日本各地で感染者数が再び増加し始めています。このような状況において、スポーツ健康科学部と研究科に所属する学生諸君ならびに保護者・ご家族の皆さま方におかれましては、「耐え忍ぶ」という日々を過ごされていることと存じます。皆さん、心身に支障を来すような状況に陥っていらっしゃらないでしょうか?私たち人間は、創意工夫を凝らしながら、数々の苦境や困難を乗り越え、これまで人の営為によって様々な文化を築き、社会を支えてきました。今次の状況も、一人ひとりが他者や種々の社会のことを慮りながら、日々の営みを少しでもより豊かなものにすることができればと願っています。
現在、大学では、対面授業、Web授業、対面とWebの混合による「ハイブリッド授業」を展開し、学生に学習機会を提供しています。対面授業では、教室収容人数の50%以下の教室要件で、教員・受講学生ともに一定の距離を保ちつつマスクを着用し、授業を進めています。対面授業は録画し、種々の理由によって登校できない学生に対する学習機会を保障するようにも努めています。とりわけ、新入生に対しては、大学での学修スタイルと学習習慣を養ってもらうために、「基礎演習」という授業をハイブリッドで進めながら、オンキャンパスでの学びを実感してもらうような工夫を凝らしています。同時に、この授業では、受講登録やレポート課題の作成など、新入生の学習面での不安を解消するため、大学での学習経験を有する上回生が新入生に対するピアサポートを施し、対面とオンラインで様々な相談に応じたり、学生間の仲間づくりなどにもリーダーシップを発揮してもらったりしています。
Web授業では、対面授業のようなリアル感を追求するとともに、授業コンテンツやそれをもとにした動画の作成に力を注ぎ、「授業を受講する」という緊張感を保つように工夫しています。またオンラインソフトを駆使しながら、グループディスカッションを実施したり、チャット機能を用いて質疑応答の機会を増やしたりするなど、Web授業ならではの強みを活かした授業を進めています。
キャンパスでは、ネットワークやパソコンによる学習環境が整わない学生のために、マルチメディアルームやWeb授業を受講するためのスペースを提供しており、また書籍の貸出や文献検索などが自由にできるように、図書館も平時と変わらない状況で開館しています。その他、食生活や学生生活をサポートするため、立命館大学生協では、パーティションの設置や感染予防対策を十分施した上で、食堂やショップなども開館しており、制約された環境下とはいえ、学生のキャンパスライフを維持するように努めています。
諸外国ではワクチン開発が治験段階を終え、国の承認を得るための手続きに入り、わずかな希望の光が見え始めました。とはいうものの、感染者の増加は収まらず、まだまだ不安が払拭されるような状況ではありません。英知が結集された世界の科学技術を信じつつも、「新しい生活様式」という言葉をポジティブに受け止め、「挑戦をもっと自由に」という中長期ビジョンを掲げる立命館学園の教職員が一丸となって、「大学で何を学び、何を身につけたのか」ということに対して、責任を持つだけでなく、果敢にチャレンジし、振り返ったときに、「本当に立命館大学で学んでよかった」と思えるような場と時をプロデュースするように努めます。そして、学生や保護者・ご家族の皆さま一人ひとり対して丁寧に向き合いながら、豊かなキャンパスライフの創造と未来を生み出す人財の輩出に最大限の努力を尽くしたいと思います。
これまでも、これからも私たち教職員は、学生の学びを全力でサポートしたいと思います。
2020年12月1日
スポーツ健康科学部学部長・スポーツ健康科学研究科長 長積 仁
2020.12.10
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の堀居直希さんが取り組まれた研究が、「J Clin Biochem Nutr」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の堀居直希さんが同研究科教授 家光素行先生、助教 内田昌孝先生、藤江隼平先生、総合科学技術研究機構専門研究員 長谷川夏輝先生と共同で取り組まれた研究が、「J Clin Biochem Nutr」に原著論文として掲載されました。
この研究論文では、アスリートにおける8週間のヤマノイモ科の一種であるトゲドコロ摂取とレジスタンストレーニングの併用が、筋量・筋力を効果的に増大させることを明らかにしました。
Horii N, Hasegawa N, Fujie S, Iemitsu K, Uchida M, Hamaoka T, Iemitsu M. Effects of Dioscorea esculenta intake with resistance training on muscle hypertrophy and strength in sprint athletes. (2020) J Clin Biochem Nutr. 67: 338-343.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcbn/67/3/67_19-124/_article/-char/ja
2020.12.10
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の堀居直希さんが取り組まれた研究が、「FASEB J」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の堀居直希さんが同研究科教授 家光素行先生、助教 内田昌孝先生、藤江隼平先生、総合科学技術研究機構専門研究員 長谷川夏輝先生と共同で取り組まれた研究が、「FASEB J」に原著論文として掲載されました。
この研究論文では、一過性のレジスタンス運動による筋内の性ステロイドホルモン濃度の増大が、2型糖尿病モデルラットの筋タンパク合成(Akt/mTOR/p70S6K)および糖取り込み(Akt/AS160/GLUT4)シグナル経路の亢進に関与することを明らかにしました。
Horii N, Hasegawa N, Fujie S, Uchida M, Iemitsu M. Resistance exercise-induced increase in muscle 5α-dihydrotestosterone contributes to the activation of muscle Akt/mTOR/p70S6K- and Akt/AS160/GLUT4-signaling pathways in type 2 diabetic rats. (2020) FASEB J. 34: 11047-11057.
https://faseb.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1096/fj.201903223RR
2020.12.09
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の井上健一郎さんが取り組まれた研究が、「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の井上健一郎さんが同研究科教授 家光素行先生、真田樹義先生、助教 内田昌孝先生、藤江隼平先生、総合科学技術研究機構専門研究員 長谷川夏輝先生、博士課程後期課程3回生 堀居直希さんと共同で取り組まれた研究が、「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」に原著論文として掲載されました。
この研究論文では、肥満者における有酸素性トレーニングによる骨格筋由来内分泌因子;irisinの分泌促進が血管拡張物質であるNO産生増加を介して動脈硬化度の低下に関連することを明らかにしました。
Inoue K, Fujie S, Hasegawa N, Horii N, Uchida M, Iemitsu K, Sanada K, Hamaoka T, Iemitsu M. Aerobic exercise training-induced irisin secretion is associated with the reduction of arterial stiffness via nitric oxide production in adults with obesity. (2020) Appl Physiol Nutr Metab. 45(7): 715-722.

