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2021年05月のニュース
2021.05.26
産経新聞連載コラム【スポーツ・健康のいま】⑪種子田教授
<記事引用>
東京五輪・パラリンピックを前に、注目が集まるスポーツや身近な健康に関する最先端の話題を立命館大スポーツ健康科学部(滋賀県草津市)の専門家が分かりやすく紹介する。
第11回目は、種子田穣教授による「【スポーツ・健康のいま】スポーツビジネスと五輪の理想」です。
掲載URL
https://www.sankei.com/life/news/210525/lif2105250001-n1.html
2021.05.26
【2021/05/26~】博士課程前期課程7月実施入学試験(学内進学方式)の出願を開始します
スポーツ健康科学研究科
博士課程前期課程7月実施入学試験(学内進学方式)の出願開始についてお知らせ致します。
試験日 :2021年7月3日(土)
出願期間:2021年5月26日(水)~2021年6月9日(水)
※出願は「Ritsu-Mate」への出願登録に加え、出願書類の提出(郵送)が必要です。
出願書類の提出は、出願期間最終日の消印有効。
詳細はこちら:立命館大学大学院入試情報サイト
(リンク先:https://www.ritsumei.ac.jp/gr/)
入試要項および過去問題も確認できます。
【お問合せ】
立命館大学スポーツ健康科学部事務室 研究科担当
TEL:077-561-3760(平日10:00-17:00)
2021.05.24
本学部助教・藤江隼平先生が取り組まれた研究が「Journal of the American Heart Association」に原著論文として掲載されました.
本学部助教・藤江隼平先生が、本学部教授・家光素行先生、真田樹義先生、助教・長谷川夏輝先生、立命館グローバル・イノベーション研究機構(BKC)助教・内田昌孝先生、博士課程後期課程修了生・堀居直希さん、東京医科大学主任教授・浜岡隆文先生、筑波大学教授・前田清司先生(現・早稲田大学教授)、ミズーリ大学教授・Martinez-Lemus A. Luis先生、准教授・Padilla Jaume先生と共同で取り組まれた研究が「Journal of the American Heart Association」に原著論文として掲載されました.
この研究論文では、高齢マウスおよび高齢者を対象としたトランスレーショナルリサーチとして、有酸素性トレーニングによる動脈血管のadropin(血管拡張物質・NOの調節物質)分泌の増加が加齢に伴う血管内皮機能の低下を改善させる分子メカニズムに関与することを明らかにしました。
https://www.ahajournals.org/journal/jaha
Fujie S, Hasegawa N, Horii N, Uchida M, Sanada K, Hamaoka T, Padilla J, Martinez-Lemus LA, Maeda S, Iemitsu M. Aerobic Exercise Restores Aging-Associated Reductions in Arterial Adropin Levels and Improves Adropin-Induced Nitric Oxide-Dependent Vasorelaxation. J Am Heart Assoc. 2021; 10(10): e020641.
2021.05.24
本学部助教・藤江隼平先生が取り組まれた研究が「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」に原著論文として掲載されました.
本学部助教・藤江隼平先生が、本学部教授・家光素行先生、助教・長谷川夏輝先生、立命館グローバル・イノベーション研究機構(BKC)助教・内田昌孝先生、博士課程後期課程修了生・堀居直希さん、博士課程後期課程1回生・井上健一郎さんと共同で取り組まれた研究が「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」に原著論文として掲載されました.
この研究論文では、12週間のクロレラ摂取と有酸素性運動の併用が、加齢と共に生じる血管内皮機能の低下をそれぞれ単独よりも加算的に改善させ、その分子メカニズムに動脈血管のAkt/eNOS/NOシグナル経路が関与することを明らかにしました。
https://cdnsciencepub.com/journal/apnm
Fujie S, Hasegawa N, Horii N, Inoue K, Uchida M, Iemitsu M. Effects of combined exercise training and Chlorella intake on vasorelaxation mediated by nitric oxide in aged mice. Appl Physiol Nutr Metab. 2021; 46(5): 479-484.
2021.05.20
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが取り組まれた研究が、「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが、同研究科教授 家光素行先生、博士課程後期課程修了生 堀居直希さん、助教 藤江隼平先生、長谷川夏輝先生、内田昌孝先生、博士課程後期課程1回生 井上健一郎さん、研究員 家光恵子さんと共同で取り組まれた研究が、「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。
この研究論文では、肥満型糖尿病モデルラットの習慣的なレジスタンス運動による骨格筋由来内分泌因子:musclinの分泌低下が、骨格筋のAkt/GLUT4シグナル活性を介して高血糖、インスリン抵抗性の低下に関与することを明らかにしました。
https://physoc.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.14814/phy2.14823
Shimomura M, Horii N, Fujie S, Inoue K, Hasegawa N, Iemitsu K, Uchida M, Iemitsu M. Decreased muscle-derived musclin by chronic resistance exercise is associated with improved insulin resistance in rats with type 2 diabetes. Physiol Rep. 2021;9(9):e14823.
2021.05.20
第28回運動生理学会大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが大会奨励賞に選ばれました。
2021年3月5日、6日に沖縄県名護市およびオンラインにて開催された第28回運動生理学会大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが同研究科教授 家光素行先生の指導の下で行われた研究発表で、大会奨励賞を受賞しました。
発表演題は、「糖尿病ラットの習慣的なレジスタンス運動によるマイオカイン: musclin 発現が高血糖改善に関与する」です。
※所属・回生は2021年5月現在のものです。
2021.05.20
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが取り組まれた研究が、「Physical Activity and Nutrition」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の下村美桜さんが同研究科 教授 家光素行先生、真田樹義先生、助教 藤江隼平先生、博士課程前期課程1回生 梶本浩基さん、東京医科大学主任教授 浜岡隆文先生と共同で取り組まれた研究が、「Physical Activity and Nutrition」に原著論文として掲載されました。
この研究論文では、加齢に伴う動脈硬化度の増大が8週間の有酸素性運動により低下し、その運動効果のメカニズムに血管拡張物質である一酸化窒素(NO)とNO抑制因子である非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)の比(NOx/ADMA)が関与することを明らかにしました。
https://www.e-pan.org/journal/view.php?number=718
Shimomura M, Fujie S, Sanada K, Kajimoto H, Hamaoka T, Iemitsu M. Relationship between plasma asymmetric dimethylarginine and nitric oxide levels affects aerobic exercise training-induced reduction of arterial stiffness in middle-aged and older adults. Phys Act Nutr. 2021;25(1):16-22.
※所属・回生は2021年5月現在のものです。
2021.05.19
2021年度春季「立命館大学大学院進学説明会」開催案内
2021.05.17
本学部1期生 横川拓海さんが取り組まれた研究論文が、「Physiological Reports」に掲載されました。
横川拓海先生 (本学部1期生、京都大学大学院 助教・立命館大学 客員研究員)、橋本健志先生(本学部 教授)、岩中伸壮先生(京都光華女子大学 講師)が取り組んだ研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。
ミオグロビンは全身代謝・運動能力との関係性が報告されていますが、その発現制御機序に関しては不明点が多く残されています。本研究では、代謝の亢進・運動能力の改善などの作用が報告されているカフェインに着目して、骨格筋培養細胞におけるミオグロビン発現に及ぼす影響を検討しました。その結果、カフェインがcAMP/PKA経路を介してミオグロビンの発現量を増加させることを明らかとしました。これらの成果は、ミオグロビンの発現制御に関わる新規分子機序を示すと共に、カフェインの健康増進・運動機能亢進に関わる生理作用の解明に寄与することが期待されます。
Yokokawa T*$, Hashimoto T, Iwanaka N$. Caffeine increases myoglobin expression via the cyclic AMP pathway in L6 myotubes. Physiol Rep. 9, e14869, 2021
*corresponding author
$equal contribution
DOI: 10.14814/phy2.14869
http://dx.doi.org/10.14814/phy2.14869
2021.05.12
2021/04/29 本学部特任助教の杉山敬先生の研究が「Frontiers in Sports and Active Living」にレビュー論文として掲載されました。
スポーツ健康科学部特任助教の 杉山 敬先生が同学部教授、伊坂忠夫先生、金久博昭先生、助教、前大純朗先生、総合科学技術研究機構准教授、栗原俊之先生と共同で取り組まれた研究が、「Frontiers in Sports and Active Living」にレビュー論文として掲載されました。
バスケットボールでは、直線的な疾走スピードだけではなく、方向転換走スピード(CODS; Change of direction speed)も発揮パフォーマンスを決定づける重要な因子の一つです。本レビュー論文では、バスケットボール選手を対象としたCODSパフォーマンスの評価が、これまでに様々な種類のテストを用いて数多く研究されている一方で、動作様式および方向転換角度により3つのタイプ(ディフェンシブ、180度ターン、カッティング)に分類した場合、近年ではそれら3タイプがほぼ同じ割合で実施されていることを明らかにしました。本研究の結果は、様々なCODSパフォーマンスを包括的に評価するためには、異なるタイプのCODSテストから複数種目を選択する必要があることを示唆するものであり、選手やコーチが目的に応じて適切なテストを選択するうえで有益な知見となり得ると考えられます。
Sugiyama T, Maeo S, Kurihara T, Kanehisa H, and Isaka T. (2021). Change of Direction Speed Tests in Basketball Players: A Brief Review of Test Varieties and Recent Trends. Front. Sports Act. Living, 3: 1 - 12. Doi: doi: 10.3389/fspor.2021.645350
Frontiers in Sports and Active Living URL
_author&utm_campaign=Email_publication&field=&journalName=Frontiers_in_Sports_and_Active_Living&id=645350