ニュース
2022年03月のニュース
2022.03.28
本研究科博士課程の草川祐生さんの研究が原著論文として掲載されました
本研究科博士課程後期課程3回生の草川祐生さんの研究が「Journal of Foot and Ankle Research」に原著論文として掲載されました。
スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の草川 祐生さんが同学部・研究科教授 伊坂忠夫先生、同学部教授 金久博昭先生、同学部総同助教 前大純朗先生、同学部特任助教 杉山敬先生、総合科学技術研究機構准教授 栗原俊之先生、と共同で取り組まれた研究が、「Journal of Foot and Ankle Research」に原著論文として掲載されました。
ヒトの足ゆび(足趾)の動きは,足底内在筋(足部内に起始・停止部を有する筋群)および外在筋(下腿部に起始し足部内に停止する筋群)によって制御されています.これまでには,足趾屈曲筋力(足のゆびを曲げる力)が足底内在筋および外在筋の筋サイズ(解剖学的筋断面積や筋厚)と有意な正の相関関係にあることが示されてきました.しかし,従来の知見は,限られた足底内在筋または複数の足底内在筋をまとめた領域を分析することによって得られたものでした.すなわち,10個ある足底内在筋,個々の筋が有する解剖学的作用を考慮していないものといえます.そこで,本研究論文では, 個々の足底内在筋の筋サイズを定量化した上で,足底内在筋および外在筋の筋サイズと足趾屈曲筋力との関係を明らかにすることを目的にしました.
本研究の主な知見は,重回帰分析により,足底内在筋および外在筋の中で,母趾内転筋斜頭(母趾の屈曲と内転に作用する)のみが足趾屈曲筋力の決定因子として選択されたことです.この結果は,足趾の運動に作用する数多くの足底内在筋および外在筋のうち,母趾内転筋斜頭が足趾屈曲筋力の生成に母趾内転筋斜頭が主要に貢献することを示唆します.
Yuki Kusagawa, Toshiyuki Kurihara, Sumiaki Maeo, Takashi Sugiyama, Hiroaki Kanehisa & Tadao Isaka. Associations between the size of individual plantar intrinsic and extrinsic foot muscles and toe flexor strength. J Foot Ankle Res 15, 22 (2022). https://doi.org/10.1186/s13047-022-00532-9
Journal site: https://jfootankleres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13047-022-00532-9
PDF: https://jfootankleres.biomedcentral.com/track/pdf/10.1186/s13047-022-00532-9.pdf
2022.03.23
2022年度科目等履修生・聴講生の申請について
<要項・WEB申請・オンラインシラバスのリンク>
https://www.ritsumei.ac.jp/academics/auditing/
<受講可能科目(合計12科目)>
・スポーツトレーニング特論
・運動生理・生化学特論
・健康増進科学特論
・バイオメカニクス特論
・スポーツ工学特論
・運動処方特論
・スポーツ教育学特論
・スポーツ栄養教育学特論
・コーチング行動学特論
・スポーツマネジメント特論
・スポーツマーケティング特論
・スポーツビジネス特論
2022.03.22
【サプライズMOVIE】2021年度秋学期修了者の皆さまへ
2022.03.16
オンライン講演会「立命館大学が拓く未来の健康・長寿」ご案内
立命館大学アクティブライフ文化超創コンソーシアム特別講演会
立命館大学が拓く未来の健康・長寿2022.03.11
山浦教授が「組織心理学 見るだけノート」を出版されました。
山浦一保教授(専門:産業・組織心理学)が昨年、出版された「武器としての組織心理学」に引き続き、「チームのパフォーマンスを最大化する!組織心理学 見るだけノート」を宝島社から出版されました。
※ 「武器としての組織心理学」に関する特別インタビューは、以下のURLからご覧下さい。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=593
日常生活において、私たちは、人とかかわらずに過ごすことはできず、その人とのかかわりが幸せな気持ちや悲しい気持ち、また時には「怒りや妬み」といった気持ちをもたらします。そのような感情とうまく付き合いながら、家庭、学校、職場、地域社会などにおける日常生活において、人とかかわる上で直面するトラブルや悩みの原因を突き止めて、「厄介事」を解決しようとするのが、山浦先生がご専門とされる組織心理学、または産業・組織心理学という学問です。
山浦先生は、「一般に組織の中に不満や嫉妬、不和や不信感などのネガティブな感情があるのはよくないこととされています。しかし、組織心理学の知見は、そうしたネガティブな感情をポジティブな感情に変えて、組織をより良い方向に導いてくれます(本書「はじめに」より抜粋)。」とおっしゃっています。
この書籍を手に取って、皆さんの悩みや原因を突き止め、そして、ネガティブな感情をポジティブな感情に変えるためのきっかけにしてみませんか?
山浦一保監修「チームのパフォーマンスを最大化する!組織心理学 見るだけノート」宝島社.
ISBN 978-4-299-02764-1
2022.03.08
大学院の嶋晴菜さんが学会大会で「優秀賞」を受賞しました!
2022年3月5~6日に日本健康支援学会、日本介護予防・健康づくり学会、京都滋賀体育学会の3学会が合同で年次大会を開催しました。
今大会において、学部生及び大学院生の若手研究者に対して贈られる「研究奨励賞」に、「住民主体の通いの場の立ち上げ要因の検討:目標の魅力と援助要請スタイルが目標コミットメントに与える影響について」という演題の発表した本研究科3回生の嶋晴菜さんが「優秀賞」に選ばれました。おめでとうございます!
2022.03.04
「アクティブ・フォー・オール拠点シンポジウム」のご案内
\3/12(土)オンライン開催!事前登録受付スタート!/
2021年度センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム
【運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点シンポジウム】
2013年にスタートした「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」では運動・スポーツと医療現場の視点から、健康寿命延伸のための研究開発に組織的に取り組んできました。
本シンポジウムでは、9年間で培った集大成の研究成果をご報告いたします。どなたでもご視聴いただけますので、奮ってご参加ください。
日 時:2022年3月12日(土)13:00-16:30開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費 :無料
参加お申し込み:https://bit.ly/coi220312
プログラム詳細↓↓↓
http://www.activeforall.jp/topics/1630/