教育・研究内容

各種取組

日本語教育実習

日本語教育学コースでは、「J13-日本語教育学演習(日本語教育実習)」において、国内外の日本語教育機関での教育実習(国内2週間、海外3週間)の機会を提供しています。事前指導を経て参加する教育実習では、授業見学、教材の選定や教案の作成、そして実際に授業を担当する教壇実習を行い、実際の日本語教育現場での実践を通して、それまで学んできたことの理解を深め、教育技術を高めることができます。また、事後指導では、教壇実習のビデオや教案などを討論し、実習期間中に吸収したことをより確実なものにします。
現在、国内では立命館アジア太平洋大学、京都日本語学校、京都文化日本語学校、ISIランゲージスクール京都校、ISIランゲージスクール大阪校、京都言語文化学院、ACC日本語学院、関西語言学院、海外では中国の大連外国語大学、深圳大学、韓国の嘉泉大学、台湾の長栄大学、ベトナムのホーチミン市師範大学、オーストラリアのグリフィス大学などの大学での実習を行っています。

  • 日本語教育学コースの院生のみ参加が可能です。
  • 派遣可能な日本語教育機関は年度によって変わる可能性があります。

言語脳科学研究

2010年度以降、脳科学による言語処理メカニズム研究を教員と院生が共同研究者となって取り組んでいます。文部科学省の科学研究費や学内助成を獲得し、人文系研究科としては極めて珍しい大型機器(島津製作所OMM-3000)を所有した特色ある研究を進めています。日本人英語学習者を対象とした英語力向上と脳賦活の変化、英語圏からの帰国生を対象とした日本での英語力保持と脳賦活変化、日本への留学生の母語の保持、留学生対象の日本語力テストを脳賦活面からの検証、メタ認知力に関するバイリンガル児とモノリンガル児の比較、中日英語通訳のパーフォーマンスと脳賦活・眼球運動の関連性等に関する基礎研究を行っています。

コーパス

コーパスとはコンピュータで処理できる大量の言語資料のことです。人間であれば100年かかる作業がコンピュータだとほんの数秒でできます。機械がもつこの桁違いの情報処理能力を駆使して、これまでの言語研究では見逃されてきた構文や、語と語との習慣的な結び付きであるコロケーションなどを詳細に記述することが可能になりました。コーパスから適切に情報を抽出するためには言語学的な分析力と機械についてのある程度の知識が不可欠ですが、本研究科では、伝統文法、記述文法、言語理論を踏まえ、それらと有機的関連をもたせると同時に、工学系の研究者によるプログラミングの授業などを通じて、コーパス専用ソフトに依存しない活用方法を身につけ、高性能のコーパス用サーバーと膨大な量のコーパスを活用して、英語・日本語の諸特徴を探ることができます。

学校インターンシップ・学校ボランティア・教育サポーター

英語教員をめざす院生を対象に、京都府立山城高等学校との協定に基づき、「E08-英語教育インターンシップ」を開講しています。週1回、英語授業のサポートや教育活動の実地体験などを行なうもので、最新の理論がどのように教科指導の現場で活用されているか、どのような生徒指導やクラスルーム運営がなされているかなど、1年かけて観察することができ、さらに生徒の成長も体感できる貴重な機会となっています。
また、単位認定は行いませんが、英語教員の補助を行う「学校ボランティア」や留学生を対象として日本語教育・異文化コミュニケーションの指導補助を行なう「教育サポーター」も実施しています。

 

Studies in Language Science Working Papers

本研究科の現役院生、修了生、教員が研究報告を通してお互いの研究を共有する場です。

これまでの掲載論文等一覧はこちら

講演会・シンポジウム

毎年、言語教育学、言語学など、最新の学問動向やトピックを取り上げた学術講演会を定期的に開催しています。一般の方も参加可能なものはHP等で広報しますので、関心がある方は気軽に参加してください。

過去に開かれた学術講演会、シンポジウムの概要はこちら

  • 海外協定大学におけるTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)プログラムは2026年度以降は実施されません。