情報がありふれる時代だからこそ実体験をベースとした自分の言葉で周囲を巻き込む。留学時に培ったマインドを糧に正解のない課題に日々挑戦。
小林 和路 さん
三菱商事株式会社(2013年度卒業)
2010年、国際関係学部国際関係学専攻に入学。2011年~ 2012年、The University of British Columbia(カナダ バンクーバー)留学。2014年卒業、三菱商事株式会社入社、三菱商事RtMジャパン株式会社へ出向。2018年~2019年、グローバル研修生として米国三菱商事へ駐在。現在、三菱商事RtMジャパン貴金属事業部に出向中。
顧客の成長を実現することによって
会社も成長する好循環を拡大させたい
現在の出向先は金属資源のトレーディングを行う事業会社。グローバルネットワークを梃子に貴金属を調達し、国内外の実需家に対して原材料の安定供給を行うのが私の仕事です。貴金属は多種多様な産業分野で使用されておりますが、非常に価格変動が大きく、単価も高いため、実需家にとっては調達難易度の高い原材料。当社のトレーディングノウハウを用いて顧客それぞれの課題に応じたソリューションを提供し、付加価値を創出しています。
仕事におけるこだわりは、プロとして新しい価値を与えること、世の中に貢献すること。単なるサプライヤーにとどまらず、顧客が抱える課題を先読みし、調達戦略を陰でサポートすることで、顧客の成長を実現し、当社も成長するという好循環を拡大させたいと思っています。現在はDXツールの開発も兼務し、デジタル技術を用いて従来のビジネスフローの変革にもチャレンジ中。一朝一夕に実現できるものではありませんが、日本における次世代の貴金属トレーディング事業を構築したいと意気込んでいます。
目立つのが好きではない自分が、
留学で一歩を踏み出すことができた。
2回生の時、カナダのバンクーバーにあるThe University of British Columbiaへ8ヵ月間の留学をしました。現地学生の勉強に対する熱心さと、積極的に自分の考えを主張する文化に衝撃を受けたことを憶えています。私は目立つことがあまり好きではなく、当初は発言することに相当な抵抗がありました。しかし徐々に自分の考えを述べられるようになり、教授に直談判して本来なら履修できない授業の受講を認めてもらうなど、失敗を恐れず自分で1歩を踏みだすこともできるようになりました。

仕事では、正解のない課題や壁にアタックすることが多くあります。情報のあふれる時代だからこそ、まずは自分でやってみる、現場の生の声を聞いてみることがとても大切。実体験をベースに、自分の考えを自分の言葉でアウトプットし、関係者を巻き込んでいくという私のモットーは、留学時代の経験によって意識づけられたもの。今、仕事を進める上でもとても役に立っています。組織の中で自身がどのような付加価値を提供できているかを常に意識するようになったのも、ただ授業を聴いているだけでは周囲から評価してもらえなかった留学時代の経験から。過去を踏襲してミスなく無難に進めるのではなく、自分が関わった軌跡、自分なりの改善を残したいと考えています。
国際関係学部は、自分の興味や関心を
深堀する機会を提供してくれる
国際関係学部は留学生も多く、多様なバックグランドを持った多彩な学生と一緒に議論できる環境があります。基礎演習、GSG(グローバル・シュミレーション・ゲーミング) 、ゼミ大会など、正解のない課題に対して仲間と連携しながらアプローチするような講義も多く、自分で考える力、周囲を巻き込んでいく力を養うことができる点が魅力だと思います。
好きなことに好きなだけ時間を割けるのが大学の4年間。国際関係学部は、自分の興味や関心を深堀りする機会を幅広く提供してくれます。自分が何に興味や関心を持っているのかがまだわからない人もいるかもしれませんが、国際関係学部では多彩な学生と交流や議論をする機会が多く、刺激に満ち溢れているので、ここでぜひ自分の好きなことを発見し、楽しく有意義な4年間を過ごしてほしいと思います。
2023年2月更新
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