海外チームとのミーティングを円滑にリードできるマインドと語学力は、
オリター活動と留学で身につけた
下坊 勇太 さん
アマゾンジャパン合同会社勤務(2017年度卒業)
アマゾンジャパン合同会社 ライフ&レジャー事業本部勤務
在学中にアマゾンジャパンのインターンシップに参加。2018年、立命館大学国際関係学部卒業し、アマゾンジャパン合同会社に新卒入社。インストックマネージャーとしてスポーツ用品事業部の在庫管理や一括発注プロジェクト推進を経験。2019年から、おもちゃ&ホビー事業部。現在は事業部の垣根を超えたより大規模なプロジェクトマネジメントを継続中。
データに基づき責任を持って判断をくだすプロジェクトマネジメントを担当
プログラムマネージャーとして、主にECサイト運営のプロジェクトマネジメントを担当しています。例えば、需要予測モデルの精度改善や、自動化ツールの企画から運用・導入後のトラッキングなどのプロジェクトです。また、在庫確保のため事業本部全体のサプライチェーンマネジメントも担当します。
これらの仕事に必要不可欠なのがデータです。すべての判断はデータに基づいて行われるため、自分でデータベース言語を用いてビッグデータから必要なデータを取得したり、そのデータを分析して判断をくだしたりしています。今の勤務先は、意見を主張できる文化があること、データに基づく意思決定や判断など合理的な文化があること、全員がリーダーとして責任感をもって仕事をしていることなどが自分に合っていると感じています。
留学中は現地学生と遊ぶことで主張する力やコミュニケーションスキルも磨いた
大学時代に特に力を入れたのは、オリター活動とニューメキシコ大学への交換留学です。オリター活動で印象に残っているのはプレオリ(プレオリエンテーション)企画チームでの経験。プレオリとは、入学前の学生が何百人も集まってリクリエーションを行う大学の一大イベントで、私が担当した年に初めて日本語学生と英語学生の共同参加を実現しました。言語の壁を超えて楽しめる企画を考え、準備し、プレオリ当日も司会として英語と日本語両方で進行をするなど、チームの中心に立ってイベントを成功させることができました。
今、仕事で取り組んでいる大規模なプロジェクトも、参加者やお客様を最大限満足させることを目指すという意味で、プレオリで経験したことと似ていると思っています。2ヵ国語の司会進行も行っていたので、仕事で英語と日本語の両方を使ってプレゼンを行ったり、ミーティングをリードしたりすることも恐れる必要はありませんでした。
交換留学で身についたのは、英語力と、自分の意見を主張する力です。当初は授業についていけませんでしたが、予習と復習を徹底し、現地学生と遊んでいると、徐々に聞く力、話す力がついていきました。仕事のプロジェクトでは海外のチームを巻き込むことも多く、英語は必須。海外とのミーティングのはじめにアイスブレイク的な会話をしたり、冗談を言ったりして、まずは関係を築くことを意識しています。このようなスキルも留学で現地の友達とたくさん遊んで身につけることができました。
出る杭も打たれず、自分らしくいることが周囲に認められる学部
立命館大学には、多種多様な先生や学生から多くを吸収できる環境があります。多様性の中で語学やゼミなどさまざまな学びを経験できるのが大きな魅力だと思います。
国際関係学部は、人種や国籍を超えた学びを得ることができる学部です。出る杭が打たれるような文化・風土ではなく、自分らしくいることが周囲にも認められる、そんな学部です。多様性が尊重される昨今、「多様性とは?」「自分はどんな立場にいるのか?」を肌で感じられる貴重な環境。受験生の皆さんは、悔いが残らないように受験勉強に取り組んでください。
2023年3月更新
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