
大学での学び方を身につける「基礎演習」。
暗記するだけの勉強から離れて、
楽しんで物事を考えられるようになったと思います
岡本 颯 さん
国際関係学部 2回生
国際関係学専攻の1回生が全員受講する「基礎演習」。授業の様子や特徴について2回生の岡本さんにお話を伺いました。1回生の時に感じた高校と大学の学びの違い、大学生活、将来の目標についてもお話しいただきました。
立命館大学、及び国際関係学部を志望した理由を教えてください。
岡本高校生の頃に写真や映像の制作をした経験からメディアの仕組みやメディアが与える影響に強い興味を持ちました。国際色の強い環境で高校生活を送ったこともあり、国際社会への興味とメディアへの興味が繋がっていきました。国際関係学部ではメディアに関わる授業が日英両言語で開講されていることを知り、様々なバックグラウンドを持った生徒と関わりながら学んでいける環境だと考えました。
入学してみて国際関係学部のイメージはどう変わりましたか。
岡本想像以上に幅広い知識に触れる機会があります。プログラムや選択言語によって自分の専門をどんどん深めていくようなイメージがあったのですが、2回生時にプログラムを選択した後でも他プログラムの専門科目を多く受講できたりと、自身の関心に応じて自由に学べる学部だという印象が入学後より強くなりました。
1回生全員が受講し学部の学びの基礎を学ぶ「基礎演習」はいかがでしたか?
岡本移民政策をテーマにディスカッションをしたことが印象に残っています。日本が移民を受け入れるべきかというテーマに対して、クラスの中で意見が大きく割れていました。移民を受け入れる側の視点、他国に移り住む移民の視点、経済的な視点、文化的な視点など、前後左右様々な角度からの意見が飛び交って、「移民」のイメージがそれを見る視点によって激しく変わっていくことに驚きました。
また、クラス全体でディスカッションをする際の「テーマ」を考える作業も印象に残っています。授業ではグループごとに文献の内容について発表を行うのですが、発表の後にクラス全体で「テーマ」を設定してディスカッションを行います。良い議論になる「テーマ」を設定するには、自分の立場を超えて、複数の視点から議論されるであろう意見を想像する必要があります。想像以上に難しい作業でしたが、自分たちで考え、設定したテーマによって活発に議論が起こっていくクラスの様子を見た時には大きな達成感を感じました。
後輩に「基礎演習」のお勧めのポイントを教えてください。
岡本大学生活が始まったばかりの時期は色々な不安を感じながら過ごしていたのですが、「基礎演習」はその不安について相談できるクラスでもありました。基礎演習は少人数クラスなので、クラスメイトと関わる機会も自然と多くなります。また、担当教授と1対1で面談する機会もあり、大学生活について感じている不安があればそれを共有しアドバイスをもらうことができました。学習面だけではない大学生活全般のことを考えられる点もこの授業の大事なポイントだと思います。
また、授業内でのレポート作成やグループ発表を通して、「学習の成果物を作る」という意識が身に付きました。テストの問題に正解できたら終わり、ではなく、積み重ねた学習の成果をレポートや発表の形に起こしていくという姿勢を意識するようになりました。より多くの文献や情報にあたることで自分の成果物の完成度も上がっていくことを知り、暗記するための勉強から離れて、楽しんで物事を考えられるようになったと思います。
レポートの作成はどのように進めていますか?
岡本基礎演習のレポート執筆にあたって二度、ライティングチュートリアルを利用しました。いずれも文章を書き始める前の段階で利用し、レポートのテーマ設定とアウトラインの作成について先輩からアドバイスをもらいました。相談前はテーマを設定することや自分の思いを文章にすることを意識しすぎていて、学問的に説得力を持たせるという事ができていない状態でしたが、引用する文献やレポートの展開を先輩に相談する中で、「どうすれば学問的に価値のある成果物にできるのか」というそれまでの自分になかったものの見方を教えてくれました。
これまでの学生生活で特に力を入れたことを具体的に教えてください。
岡本毎年春に京都市で行われている京都国際写真の求人募集に応募し、スタッフとして運営に関わりました。それまで関わりのなかった新しいメディア表現との出会いで、一か月間の会期は興奮と驚きの連続でした。展示のサポートや設営などの作業を行いながら膨大な数の展示を目にすることができ、少しずつ知識を増やしながら楽しむことができました。写真表現の影響で持った関心を授業のレポートに繋げてみたり、実際に写真を制作する作業の中で自分の考えの幅が広がっていく実感がありました。
「京都」での大学生活の魅力を教えてください
岡本京都は文化に触れる機会が他府県よりも恵まれていると思います。神社仏閣などの伝統的な文化を感じられる場所が身近にたくさんあることはもちろんですが、街中に行けば都会的な文化にも触れられますし、少し足を延ばせば山や川など自然豊かな場所で遊ぶこともできます。同じ場所で種類の違った楽しみを味わえるのが魅力の一つだと思います。
国際関係学部を志望する受験生にメッセージをお願いします。
岡本大学に入学してから行動範囲も触れる知識も大幅に広がって高校生の頃以上に刺激的な日々を送っています。好奇心が強ければ強いほど楽しみの多い学部なのではないかと思いますので、ぜひ頑張ってください。
2023年7月更新
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