互いに刺激し合えるクラスメイトが語学力向上の糧になった。今夏からは長期留学に参加して英語しか使えない環境に身を置きたい。
佐藤 孔明 さん
国際関係学専攻 2回生
入学後、長期留学を目標に英語学習に邁進してきた佐藤孔明さん。キャンパス内のBeyond Borders Plaza(BBP)や、留学生も多く所属するサークルでの活動など、さまざまな機会を活用して英語力向上に努めてきました。
立命館大学 国際関係学部を志望した理由や入学前に学ぼうと思っていたことを教えてください。
佐藤元々、世界で起こっている出来事や社会問題に関心があったので、グローバルかつ幅広い視点で物事を分析する力を養うことができそうな国際関係学部を志望しました。国際的な問題に対してどのような見方ができるのか、またどのように解決策を提案できるのかを学びたいと考えていました。実際に入学してみて、学ぶ意欲の高いクラスメイトに囲まれながら学問に励むことができている学部の環境は、恵まれていると感じます。
入学後、佐藤さんは英語学習にも力を入れてきたそうですね。
佐藤はい、1回生の時の英語の授業は週に4コマあり、英語に触れる機会が高校時代に比べ格段に増えました。レベル分けのある授業ではAdvancedクラスに所属していたということもあり、帰国子女や英語に堪能な学生が多くいて、非常に刺激的な環境の中で英語力の向上を感じることができました。特にディスカッションやプレゼンテーションを通して、自身の考えを英語で伝える能力が伸びたように思います。

佐藤授業時間以外では、出された課題に労力を惜しまず取り組み、Beyond Borders Plaza(BBP)が開催するコミュニケーションルームを積極的に利用したり、空き時間に英語で会話するなどして、リスニングやスピーキング能力を鍛えています。IELTS試験のための学習も並行して行い、自身の英語力の現状を認識しながら学習を進めてきました。
語学力アップのためのコツを教えてください。
佐藤立命館大学ではBeyond Borders Plazaなどを中心に、留学生や英語話者と関わりを持てる環境が非常に充実しています。私が語学学習において最も大切だと思うことは、その環境に身を置くことです。BBPや留学生との交流、留学、国際系のサークルなどを通して、そうした経験ができるかと思います。
私自身も、留学生が多く所属するサークル「立命館フードバンク」で活動しています。食料に困っている立命館大の学生に食料配布を行っており、英語と日本語でコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めています。このボランティア活動自体にやりがいを感じられるだけでなく、“英語を使って協働する”機会にもなっているのがうれしいですね。
将来の目標や目指す進路を聞かせてください。
佐藤将来は、外務省で国家公務員として社会に貢献したいと考えています。授業を通して、外交が持つ意味の重要さを感じ、その一員として日本の人々のために働きたいと感じたからです。
そのために今、国際法や憲法など法学の授業を多く受講していますし、国家公務員の試験に向けての準備も進めています。今年の夏から長期留学に行く予定なので、留学先での交流や学習を通して、自身の将来について、より深く考えていきたいです。
国際関係学部を志望する受験生に対してメッセージをお願いします。
佐藤国際関係学部の授業は、政治学、社会学、経済学、文化人類学など多岐に渡ります。そのため、様々な授業を受ける中で、関心のあるテーマを見つけることができると思います。将来の進路に悩んでいる人も、自身の興味のある分野にきっと出会える学部だと思います。
2024年7月更新
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