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03.06

2026

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短期海外プログラム「ASEANスタディ」において、在ベトナム日本国大使館を訪問、伊藤直樹特命全権大使との懇談を実施

2026年3月2日(月)、法学部の短期海外プログラム「ASEANスタディ」は、学生17名と引率教員2名がプログラムの一環として在ベトナム日本国大使館を訪問しました。

まず出之口高樹書記官(2020年法学部卒業)による講演が行われ、自身の学生時代の話や、職業として公務分野を目指そうと思った理由、公務員としての仕事のやりがい、そして現在の大使館領事部での業務について説明がありました。学生へのメッセージとして、時間に余裕がある大学生のうちにぜひ海外に行き見分を広げるとともに、常にアンテナを高く張り、人脈をつくることの大切さについて言及がありました。最後に、ぜひ公務分野で一緒に仕事しませんか?との呼びかけもありました。
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続いて、伊藤直樹特命全権大使を交えての意見交換会が実施されました。伊藤大使からは現在のベトナムとの関係について、活発な人的往来、文化的な類似性、2,700社を超える日系企業がベトナムで活動している点などについて説明があり、一方でそれによって生じている懸案についても言及がありました。
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25aseanstudy_2「今後の日本・ベトナム関係について、どう考えますか?」との学生からの質問に対して、「両国は相互補完の関係にあり、今後も友好関係が維持され発展し続けると考える。将来にわたり日本がベトナムから選んでもらえる国であるべきであり、そのための環境整備をどう進めていくのかが重要である」との見解が示されました。また、「大使館は何に重点をおいて業務をしていますか?」との問いについては、「第一に邦人保護であり、在留邦人の安全確保が最優先である。次に日本企業の投資環境整備である。そのため日々ベトナム政府との関係づくりに取り組んでおり、大使館の重要ミッションである」と回答されました。最後に、ご自身の経験も踏まえながら、若い時の海外経験は後々の人生に影響を及ぼす貴重なものであり、ぜひ訪問した国について自分なりのストーリーを紡ぎ、多くの仲間と共有して欲しいとのアドバイスがありました。

学生からは、「実際に海外の在外公館で外交官の仕事に触れる貴重な経験となった」「大使館が尽力している二国間関係の基盤づくりが企業の経済活動へとつながり、いまの私たちの日常生活を支えているというイメージがわいた」「最初は大使のオーラに圧倒されたが、一つの質問に対してさまざまな視点を盛り込みつつ、気さくに話していただけたのが印象的だった」との声がありました。
25aseanstudy_3ASEANスタディは、約10日間で東南アジアの複数の国を訪問、各国において法制度がどのように機能しているのかについて知見を深め、法が社会や経済活動の中で果たしている役割を理解する法学部の正課プログラムです。本年度は、本学の海外事務所であるASEAN事務所(ベトナム・ハノイ)からのサポートを得ながら初めてベトナムを訪問先に加え、ベトナムとタイの2ヵ国を訪問しました。上述の日本国大使館訪問についても、ASEAN事務所の全面的な支援のもと実現しました。
以上

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