卒業生の声

2018

法曹

すべての仕事に大切な論理的思考能力や説明能力が身につく

2013年卒業

弁護士(名古屋総合法律事務所)

立命館大学法学部卒業後、京都大学法科大学院に進学し、司法試験に合格しました。現在、弁護士事務所に勤務し、各種法律相談、刑事事件における接見、受任事件の打ち合わせ、相手方との交渉や訴状・答弁書・準備書面等の書面の起案、調停・審判・裁判期日への出席等の業務を行っています。弁護士の仕事には、条文や判例の知識だけではなく、論理的に物事を考え、相手に伝わるように説明する能力が必要です。学生時代は、刑法ゼミに所属し、教授や他のゼミ生と刑法の法律問題について毎週議論をしていました。講義や刑法ゼミで条文の解釈論や過去の裁判例などを学び、議論を繰り返したことは、単に知識を得るだけではなく、実践的な論理的思考能力や説明能力を身につけるのに大いに役立ちました。このような能力は、法曹だけではなく、すべての仕事に求められるものだと思います。法学部での学びは、卒業後に法曹の道に進まなくても、すべての仕事で必ず活かすことができるのではないでしょうか。

取材:2018年

BACK