在学生の声

2018

司法特修

「なぜこの法律が存在するのか」といった課題を論じ、成長

司法特修
3回生

岩手県・岩手県立盛岡第三高校出身

法に関する専門性を高めるため、「司法特修」コースを選択。特修独自の科目を履修しています。「特修憲法」など問題演習では、判例や法律の解釈などについて課題が出され、憲法の知識に当てはめて論じます。出される課題は、司法試験、法科大学院入試、公務員試験などに通じる内容がメイン。論理的な文章の書き方や表現力が身につく実感があり、裁判官、検察官、弁護士といった法曹を目指すうえで有意義だと感じています。また日々の授業を通じて、「なぜこの法律が存在するのか」について考える時間が増えたことも大きな収穫です。例えば授業では、法が普段の生活の中でどのように使われるか、社会の課題とも照らし合わせます。それによって漠然と見ていたニュースも、自分の考えを持って把握するようになりました。

2回生の時に経験したアメリカ留学では、語学力の向上はもちろん、文化の違いについての視野が広がりました。私が特に注目したのは、現地の住民の環境問題に対する姿勢やアプローチ。日本とはかなり違うことに驚きました。また多彩な国籍の留学生とのコミュニケーションから、広く海外事情を知ることができました。グローバル化に伴う価値の多様化が進むなか、この経験はきっと役立つと考えています。司法試験に向けては、図書館の活用、エクステンションセンターの講座などで日々鍛錬。国内外を問わず、法に関する社会問題の解決に取り組んでいきたいです。

取材:2017年

BACK