在学生の声

2019

司法特修

いろんな笑顔に出会い、人と共に学んでいくのを原動力に

司法特修
4回生

京都府・立命館宇治高等学校

地域社会や国全体をより良くしていくには、まず法を知る必要がある―。
親の転勤と留学で日本を外から見る経験が多く、自国を成り立たせている根本を学ぶために法学部に入学。
通常の授業はもちろん、入りたかった民法ゼミで物事を法的に突き詰めて考えたり、ESを務めて客観的に学びや活動のサポートをしたりしたことは、自分自身を学びに対してより前のめりにさせました。
課外では、高校時代のタイの奨学生との出会いがきっかけで、現地でタイの高校生に対してキャリアワークショップを実現。彼らの夢や目標を実現させるために、逆算して今何をしていくべきか、いくつかの手法を使って学び合いました。
社会のルールは、学部内で学ぶのでも既に面白い、しかし他国と比較や、「当たり前が当たり前じゃない社会」を知り、そこで生活を共にし、具体的なアクションを起こしていくからこそ気づけることも多いです。自分が誰かのために何をするのが本当に必要で、実現するにはどうしたら良いのか何度も考えました。一から団体として設立するには、スポンサー探しや幾度の自費での視察渡航から容易ではなく、2年を要しました。
タイの子たちの笑顔と、応援してくれる人や仲間から得られる学びがあるから目標を見失わずに継続できました。将来は、人と人、場所と人をつなぐ社会を日本のものづくり技術を用いて活発化させたいです。


以下の写真はタイの高校生とのキャリアワークショップの様子
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取材:2019年

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