社会に出たときに自分の力になると考えて法学部を選びました。現在は、基礎演習でお世話になった竹濱修先生の会社法・保険法ゼミで「被保険者故殺と保険者免責の可否」といったテーマを掘り下げています。裁判形式の授業は特に興味深く、原告役・被告役・裁判官役らが主体的な意見をぶつけあうことで問題の理解を深めることができました。法学部の学びで得たものは、ずばり「論理的思考力」です。限られた時間の中で、自身の主張を簡潔に伝える、それは社会人として不可欠なスキルでもあります。卒業後は、保険業界でこの力を活かし、多くの人の助けになりたいと考えています。4年間の学生生活はあっという間に過ぎてしまいますが、ぜひ能動的な行動を通じて将来の糧になる経験を積み重ねてください。

（日本生命保険相互会社に内定）

取材：2019年