在学生の声

2019

司法特修

日々の苦労を乗り越えて、弁護士になる夢を叶えたい

司法特修
2回生

韓国・JEJU JUNGANG HIGHSCHOOL

法律学は、一般生活と密接に関係しており、実戦的で役に立つ学問ですが、外国人には言葉と文章の難しさから遠く感じられることも事実です。しかし、国際的な交流を重要視し、自由な学風の立命館大学なら留学生のことも大切にしていただけると思いました。ここなら私もきちんと法律の勉強の難しさを乗り越えていくことができると思ったので立命館大学に入ることを決めました。
立命館大学で様々な授業を受けてから、現在は日本で弁護士になることを目指しています。そして、司法特修では憲法・刑法・民法・商法・行政法など法律の全般をまんべんなく勉強しています。日々の努力が認められて、成績優秀者に支給される西園寺記念奨学金を受給することができました。
法律といえば、ひたすら条文を暗記しているイメージがありますが、そんなことはありません。なぜそのような法律が創られたのか、その法律は現実の社会においてきちんと働いているのか、問題点はないのかといった理屈を中心に学びますので法学部での勉強はとても楽しいと思います。
外国で長く生活しながら勉強を続けていくのは結構大変なことだと思います。言語自体の難しさ、文化・感覚の違いによるコミュニケーションのずれや誤解、それらに伴ってくる寂しさ、留学の計画段階では予想もできなかったことなど様々でしょう。しかし、それを乗り越えていくことで更なる強みを備えた人間になっていくことは、苦労の裏面として期待されることでもあります。ぜひ、みなさんも留学にチャレンジしてみてください。

取材:2019年

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