現地説明会が開催された９月16日は晴天に恵まれ、120名余りの方が久津川車塚古墳の現地説明会に来られました。8時半から準備を開始。トレンチを清掃し、トラロープを張ってもらい、配置を確認して準備完了。浅井さんの全体説明から始まって出土遺物を見てもらい、大学院生が実験埴輪（ゼミ活動で実施）の説明をする間に、込み合わないように小人数ずつトレンチへと誘導。トレンチ長の院生I君の1トレンチの説明、院生K君の2トレンチの説明へとスムーズにいきました。2トレンチはテラス面が遠くて見えにくいので、城陽市にパネルを用意してもらい、学部生のO君とU君がそれを見せながら、質問に答えていました。カメラマンは、K君。ほかの皆も誘導係など、それぞれの担当場所で見学者に声をかけてくれました。
毎年来てくださる地域の方、専門職の方、そして久津川車塚古墳OBOGに、今年も素晴らしい成果を見ていただき、嬉しく思いました。発掘調査の調整や多方面にわたり尽力された城陽市、厳しくも暖かく指導していただいた共同調査している大阪公立大学の岸本先生に感謝申し上げます。学部生をまとめ、日々の調査計画を立てしっかりとすすめてくれた大学院生はとても頼もしく、会計を担当したWさん、就職活動が忙しい中、惜しまずして協力してくれたK君、S君やゼミの皆、大阪公立大学の皆さん、大手前大学、同志社大学、実習生、作業員さん・・・あげればきりがありませんが、皆さんの頑張りで現地説明会が成功したと思いました。4日間作業服で来てくれたOBのK君もありがとう。この概要報告は今年度末に刊行予定です。ご期待ください。
