大学での学び

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専攻での学び

専攻での学びの特色

学域・専攻を超えて学ぶクロスメジャー制度を利用し、「京都学」「デジタル人文学」との同時履修も可能です。ただし、卒業論文は、いずれか一つを選択して提出します。

現役留学生へのインタビュー(中国語⇒日本語)(2022年度現在)

在学生の声

A.I.さん
2018年入学
弥生古墳ゼミ

考古学に興味を持ったきっかけはなんですか

父が考古学に関する仕事に携わっていることもあり、幼い頃から休日に博物館や遺跡に行く機会が多かったのが1番のきっかけだと思います。その時は展示物に特別興味を示していたという訳でもなかったのですが、今こうして考古学を専攻しているのは知らず知らずのうちに何かインスピレーションを受けていたからかもしれません。

これは熊本県宇土市を訪れ、撮影した阿蘇石の石棺

研究テーマはなんですか

棺から見た古墳時代の滋賀県(近江地域)の葬送の地域性、階層性を研究しています。 棺は被葬者を納めるものであり、被葬者から一番近いものです。古墳時代には、木棺、石棺ともに非常に大きく立派なものを製作し、被葬者の権力を示しました。 古墳時代の近畿地域はヤマト王権の中枢地であり、その中でも滋賀県は北陸、東海地域と畿内地域との境界に当たります。また、畿内地域を中心に西日本では被葬者を納める石棺の石材に遠く離れた九州地域の阿蘇石を用いるという例があり、近畿地域では20点ほどが確認されています。 近江地域は阿蘇石製の石棺が確認されており、阿蘇石が最も遠くまで運ばれた場所ということを意味します。さまざまな地域圏の境界になりうる滋賀県の古墳から出土した棺を調べ、古墳時代の葬送形態を明らかにしていきたいと考えています。

アルバイトはしていますか

基本週3日でスーパーのアルバイト、週1日で奈良文化財研究所で研究補助のアルバイトをしています。

科目概要

取得可能な資格・免許

中学校教諭免許状(社会科)/高等学校教諭免許状(地理歴史)/高等学校教諭免許状(公民)/学芸員/図書館司書