立命館先進研究アカデミー（RARA／Ritsumeikan Advanced Research Academy）では、学生フェロー（博士課程後期課程学生）が自身の研究内容を分かりやすく説明するとともに、研究の魅力を伝え、これからの学びや探究への興味関心を高めてもらうことを目的に、「附属校・提携校向けライスボールセミナー*」を開催しています。
　RARAは、社会共生価値を創造する次世代研究大学を目指し、本大学の研究を牽引する中核研究者や大学院生で構成されるアカデミーであり、2021年度より始動しています。

　2023年度春学期も計5校、約950名の中高生を対象に14名の学生フェローが研究発表を行いました。各学生フェローは、若手研究者としてどのような問いを立て、その答えを出すべく日々どのように研究に取り組んでいるかを紹介。専門的な研究内容についても、生徒たちに伝わるよう、伝えかたを工夫しながら発表しました。
　生徒からは、「自分の知らない世界の話ばかりだったので、もっと知識を深めたいと思った」「自分が疑問に思ったことを解決するべく研究に打ち込んでいるという話を聞けて、とても面白そうだと思った」「何を目的に勉強しているかを意識することが大事だと気付くことができた」などの感想が寄せられました。

　立命館大学では、研究に取り組む若手研究者の知見を学園全体で共有し、附属校・提携校の生徒らが学部選択のその先をイメージすることができるよう、本企画を今後も継続していく予定です。

【2023年度春学期　附属校・提携校向けライスボールセミナー一覧】

*立命館大学ではお昼休みの時間に、若手研究者の研究発表を聞き意見交換をする企画「ライスボールセミナー」を実施しています。