• 2019/07/23
  • 京都コリア学コンソーシアム・韓国国際交流財団による特別講演会 「歴史問題からみた日韓・日朝関係」
  • 立命館大学広報課
  •  京都コリア学コンソーシアム、韓国国際交流財団は、特別講演会「歴史問題からみた日韓・日朝関係」を開催いたします。京都コリア学コンソーシアムは、京都地域で朝鮮半島に関わる研究・教育に携わる若手研究者を育成するための組織をもつ、同志社大学コリア研究センター、京都大学朝鮮・韓国学教育研究ネットワーク、佛教大学韓国・朝鮮学研究者ネットワーク、立命館大学コリア研究センターで構成し、本企画は本学コリア研究センターが主管で実施いたします。
     3.1 運動(日本統治下の朝鮮における独立運動)から100 周年を迎える今年、朝鮮半島をめぐる情勢は大きく揺れ動いています。かつて朝鮮を植民地化し戦時総動員体制にも巻き込んだ日本は、この現代の情勢において、ただ第三者的な隣国という立場に引きこもっていることはできません。1965 年に日本は南(大韓民国)と日韓条約を結びましたが、植民地支配下の被害をめぐっては、そこで何が「解決済」なのかをめぐって未解決の課題を抱えており、それが日本軍「慰安婦」問題やいわゆる「徴用工」問題として今日顕在化しています。
     一方、日本は北(朝鮮民主主義人民共和国)とは国交正常化していません。2018 年以降、南北および米朝が「非核化」「平和プロセス」を中心的なキーワードとして、対話が積み重ねられてきました。日朝関係においては、そうした安全保障上の問題に加え、日本人拉致問題については公論化されてきましたが、歴史問題については、日韓関係と同様の問題を抱えているにもかかわらず、あまり正面から論じられていません。
     本講演会では、長年、日本と朝鮮半島の歴史問題に関わってこられた内海愛子氏、和田春樹氏をお招きし、この問題を包括的に議論いたします。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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