• 2020/01/21
  • 立命館大学アジア・日本研究所主催ワークショップ 「イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察」開催
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学アジア・日本研究所は、主に研究者を対象としたワークショップ「イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察」を開催いたします。

     2020年に入り、米国とイラン間の緊張がより一層高まっています。米国によるイラン核合意破棄以降、米国主導によるイランに対する経済制裁や軍事的な圧迫が観察されてきただけでなく、相互に武力を行使する局面に至っています。一方で、北朝鮮と米国との関係は、2018年に史上初の首脳会談以後関係が改善されたものの、現在交渉が膠着状態にあり、緊張の再形成も予想されています。これらの核危機ともいえる緊張のさらなる高まりは、エネルギー問題を含む安全保障の観点から日本にも影響が出ることが予想されます。

     本シンポジウムでは、イラン研究の第一人者である田中浩一郎氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授、前・日本エネルギー経済研究所理事兼中東研究センター長)、朝鮮半島研究の権威である高有煥氏(東国大学校 北韓学科教授、韓国国政諮問委員会 諮問委員長)などをお招きし、それぞれの専門家から研究発表を行ったうえで討論を行うほか、各地域の核危機について比較考察を行います。中東・アジアを取り巻く現状を把握するとともに、世界平和に向けて、社会的理解を深める機会となれば幸いです。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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