• 2021/06/24
  • 第5回加藤周一記念講演会 建築家・隈 研吾氏講演「加藤周一を引き継ぐために――加藤周一と建築」
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学加藤周一現代思想研究センターは、加藤周一の思想と行動を顕彰し、次代に引き継ぐため、加藤周一記念講演会を開催しています。第5回となる今年度は、建築家の隈 研吾氏を講師に迎え、「加藤周一を引き継ぐために――加藤周一と建築」をテーマに、ご講演をいただきます。
     早くから建築に関心を注いでいた加藤は、建築が科学と芸術の交差するところに成り立ち、実用と美とが融合したものであることに着目します。加藤には、戦後日本を代表する建築家たちとの親交があり、前川國男、大江宏、磯崎新や、今回登壇いただく隈氏らの作品を高く評価しました。加藤の主張である「雑種文化論」の具体的作品とみていたからでしょう。
     本講演会では、隈氏が加藤の思想をどのように捉えていたかを語っていただきます。なお、講演会は、オンラインでもご参加いただけます。
     また、講演後は、「加藤周一文庫デジタルアーカイブ」をご紹介いたします。センターでは、同文庫が所蔵する加藤の「手稿ノート」を順次デジタル化して一般公開しておりますが、今年新たに公開した7冊のノートの内容や、アーカイブの仕様の変更点などについてご説明いたします。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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