• 2026/07/09
  • 染料の色が消えた排水が安全とは限らない 人工湿地由来細菌による染料分解で毒性が増加することを発見
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学理工学部の惣田訓教授は、繊維産業などで使用される難分解性のアゾ染料について、「脱色=無害化」ではないことを明らかにしました。本研究では、人工湿地から分離した嫌気性細菌(酸素のない環境で働く細菌)を用いてアゾ染料を分解したところ、97%以上の高い脱色率を示した一方で、分解過程で有害な「芳香族アミン」が生成され、水生生物への毒性が増加することを確認しました。これにより、染料排水の安全性を評価する際、脱色のみでは排水の安全性を評価できず、脱色後の毒性評価や後段処理による有害物質の除去が重要であることを示しています。

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