• 2019/01/11
  • ~SDGs の視点でまちの活性化に貢献~ 地域資源を活かした近江八幡市のまちづくりを学生が提案
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学理工学部環境システム工学科(※1)に在籍する学生80 名は、当学科の開講科目「環境管理調査実習Ⅰ」(※2)の一環で、地域資源を活かした近江八幡市の理想のまちづくりの提案に取り組み、SDGs に照らし合わせたプランを報告会で発表します。

     本授業は、市や自治体が抱える環境問題の動向を理解し、計画的に課題解決する力を身につけることを目的に実施し、2009 年から近江八幡市をフィールドに学生たちはまちづくりのプランを考案してきました。発表してきたプランに含まれるアイデアは、実際のまちづくりにも参考にされています。
     今年度は、学生らが各班に割り振られた近江八幡の特定地域を対象に、現地調査から見えてきた課題をSDGs が提唱する2030 年までに達成すべき17 の目標を体現することや、地域資源を活かす方策を盛り込むことを意識して検討してきました。実施にあたっては、近江八幡市のまちづくり会社まっせ・近江八幡商工会議所・八幡学区まちづくり協議会・近江八幡まちや倶楽部・近江八幡観光物産協会などにフィールドワークの案内や解説などのご協力を頂きました。
     提案内容は、近江八幡市の産業や農業の後継者不足や観光資源の活用などの課題に対し、特産品やコト体験、民泊などをキーワードとし、まちづくりのイメージの図解や地図を使って表現したものをポスターで発表します。発表後は、近江八幡市の関係者や本学教員、さらに学生相互に評価を行い、優秀なプランを選出します。選出されたプランは、実際に近江八幡市のまちづくりの参考とされます。
     本授業を通して、SDGs に対する理解を深め、「答え」のない課題に対し、解決のアイデアを出し合い、主体的に協働作業を進めることができる学生を育成します。


     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

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