• 2018/06/15
  • 本学実験研究室から他大学研究所への「遺伝子組換え植物種子」搬送中における紛失(事故)について
  • 立命館大学広報課
  •  このたび、本学生命科学部生命情報学科「植物分子生理学研究室」から横浜市立大学「木原生物学研究所」へ郵送した「遺伝子組換え植物種子」《P1P レベル》(シロイヌナズナ形質転換体種子約100 粒)が送付の際に使用した郵便封筒の下部が一部破損したことによって、搬送中に紛失する事故が発生いたしました。同封していた内容物は、漏出防止措置を施した密閉された容器に封入されたままの状態で封筒から脱落し、紛失しています。直ちに、両大学は関係者の協力のもと郵便局への内容物の発見・回収依頼などの対応に取り組み、郵送先の大学では研究所内の清掃箇所、警備室を含めた所内各所の捜索を行いましたが内容物は発見にいたっておりません。
     現在は当該紛失物の発見に向け、搬送経路の全てを捜索中です。

     紛失した遺伝子組換え種子は、拡散や伝播等の可能性が高いといわれる微生物や動物等ではない植物種子であり、毒性タンパク質を含まないことから、人に対する健康被害は想定されません。また、内容物については、漏出防止措置を施した密閉された容器に封入されたままの状態で紛失していることから、種子が容器内または容器の外に出て発芽する可能性は低いと考えられますが、万一、種子が外部に漏出した場合に備え、環境への影響や拡散が確認された場合の除去等について検討を行っております。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

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