立命館先進研究アカデミー（RARA）および食総合研究センターは、2月21日（火）に、シンポジウム「五感統合とnew essential－分子・認知・工学の融合が導く未来のウェルビーイング」を開催いたします。

　近年、情報工学が著しく発展し、認知科学をバックグラウンドとして時空を超えたコミュニケーションや身体・認知能力を拡張する試みがなされてきました。Withコロナ時代のnew normalな生活様式において、こうしたデジタル技術は今後の人類の活動とウェルビーイングに不可欠な新たな生活必需品（new essential）になると考えています。

　一方で、化学感覚（味嗅覚）を巻き込んだ真の五感世界のnew essentialについてはほぼ未踏の領域です。化学感覚を巻き込んだ五感統合と拡張を試みるためには食行動（eating）が深く内包されており、分子生物学や食品工学、文化人類学との融合が必須です。

　本シンポジウムでは、真の五感統合の解明と応用によって導きだされるnew essentialの可能性とそれが導くウェルビーイング、それを実現する学術変革の必要性について、各分野の専門家とともに議論します。

　プレスリリース全文は、以下をご覧ください。