IntroductionPSアカデミック・フェスタとは?
政策科学部では1回生から4回生までの4年間にわたり研究と発表を重ねる独自のカリキュラムを展開しています。
各学年ごとに研究テーマを発見し、調査・研究を行い、その成果を発表するとともに、報告書や論文にまとめることを繰り返すことで、「問題を発見し、解決する」思考と能力、政策実践力を養うとともに、コニュニケーション力やプレゼンテーション能力など実社会で求められる力を鍛えます。
その1~4回生の優れた研究成果を発表する場として開催しているのが「PSアカデミックフェスタ」です。
1回生では、「基礎演習」および「プロジェクト入門」で、研究の進め方や調査手法など研究の基礎を学びながら、それぞれが研究テーマを見つけて研究計画を立て、「研究計画書(リサーチ・プロポーザル)」を作成。「リサーチ・プロポーザルコンペティション」で発表します。
2回生になると、「政策実践フォーラムⅠ・Ⅱ」という演習で、グループでプロジェクトをつくり、フィールドワークを行い、1年間をかけて研究に取り組みます。その成果を「プレゼン・セッション」で発表した後、最後に論文形式の「プロジェクト報告書」を作成します。
続いて各々の研究をさらに深く掘り下げるのが、3回生です。中間発表となる「PS Exposition(PSエキスポ)」での発表を経て、最終的には4回生の卒業論文につなげていきます。
「PSアカデミックフェスタ」は1年間の研究の集大成の場です。「リサーチ・プロポーザルコンペティション」、「プレゼン・セッション」、「PSエキスポ」で選ばれた学生・グループが発表。政策科学部の全教員の質疑応答・審査を経て最優秀者・最優秀グループが選ばれます。
PSアカデミック・フェスタ 2024年度 受賞者一覧
部門 | 審査結果 | ゼミ | 発表者 | 発表タイトル |
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PS-Exposition | 最優秀賞 | 上久保 | 古川 葵子 | 行動経済学のナッジ理論を活用した歩行者空間における左側通行習慣化の促進 |
優秀賞 | 吉田 | 山﨑 泰聖 | 中心市街地活性化に向けた駅間商業地における回遊性向上に関する政策的アプローチ分析 | |
3位 | 桜井 良 | 本田 尚大 | デジタルコンテンツを活用した動物園教育プログラムの開発と検証:構成主義の観点から | |
入賞 (五十音順) |
鐘ヶ江 | 北村 優成 | 京都市中心区域における自転車の利活用に関する研究 -公共交通機関の利用客分散に効果的か- | |
桜井 良 | チン ドック ズイ | University Students’ E-waste Disposal and Recycling Behavior: A Cross-Cultural Study Using an Integrated Psychological Model | ||
小田 | 土田 陽大 他2名 | Urban Biasの視点から見る途上国における電化の決定要因分析 -パキスタンの事例より- | ||
研究実践フォーラムプロジェクト | 最優秀 プロジェクト賞 |
城戸 | 岩村 天花 他9名 | 「ななめの関係で育む地域コミュニティ」~プレーパークが子どもに与える影響とは?~ |
「プロジェクト入門」リサーチ・プロポーザル・コンペティション | 最優秀賞 | 高村 | 磯田 優衣 | 母子世帯の貧困による子どもの社会的孤立対策としての社会的包摂 |
「Introduction to Academic Research」 Research Proposal Competition | 最優秀賞 | ヒックス | ロングリー ドレイドン アラン ギル | Comparing the Outcomes of Informal Settlement Redevelopment Projects in Bangkok, Thailand |
茨木市長賞 | 桜井 良 | チン ドック ズイ | University Students’ E-waste Disposal and Recycling Behavior: A Cross-Cultural Study Using an Integrated Psychological Model |
