IntroductionPSアカデミック・フェスタとは?
政策科学部では1回生から4回生までの4年間にわたり研究と発表を重ねる独自のカリキュラムを展開しています。
各学年ごとに研究テーマを発見し、調査・研究を行い、その成果を発表するとともに、報告書や論文にまとめることを繰り返すことで、「問題を発見し、解決する」思考と能力、政策実践力を養うとともに、コニュニケーション力やプレゼンテーション能力など実社会で求められる力を鍛えます。
その1~4回生の優れた研究成果を発表する場として開催しているのが「PSアカデミックフェスタ」です。
1回生では、「基礎演習」および「プロジェクト入門」で、研究の進め方や調査手法など研究の基礎を学びながら、それぞれが研究テーマを見つけて研究計画を立て、「研究計画書(リサーチ・プロポーザル)」を作成。「リサーチ・プロポーザルコンペティション」で発表します。
2回生になると、「政策実践フォーラムⅠ・Ⅱ」という演習で、グループでプロジェクトをつくり、フィールドワークを行い、1年間をかけて研究に取り組みます。その成果を「プレゼン・セッション」で発表した後、最後に論文形式の「プロジェクト報告書」を作成します。
続いて各々の研究をさらに深く掘り下げるのが、3回生です。中間発表となる「PS Exposition(PSエキスポ)」での発表を経て、最終的には4回生の卒業論文につなげていきます。
「PSアカデミックフェスタ」は1年間の研究の集大成の場です。「リサーチ・プロポーザルコンペティション」、「プレゼン・セッション」、「PSエキスポ」で選ばれた学生・グループが発表。政策科学部の全教員の質疑応答・審査を経て最優秀者・最優秀グループが選ばれます。
2023年度PSアカデミックフェスタ選考結果
- 3・4回生「政策構想演習」「学士論文」CRPS専攻「Policy Seminar」最優秀賞
- Young Consumers' Perceptions of and Preferences for Alternative Meats: An Empirical Study in Japan and China
- 2回生「研究実践フォーラム」最優秀プロジェクト
- 夏季休暇中の茨木市民の規範意識と安全な自転車交通政策の浸透具合に関する事例研究
- 1回生「プロジェクト入門」最優秀賞
- 地域の防災力と町内会の衰退に関する研究―衰退の要因と改善策の検討―
- CRPS専攻1回生「Introduction to Academic Research」最優秀賞
- Addressing Water Pollution in Khlong Toei: Enhancing the Quality of Life for Low-income Settlements
- 茨木市長賞
- 精神障害の親を持つ子どもが障害を知ること