学部概要

教員紹介

ZHOU Weisheng

環境開発系

周 瑋生 教授

専門分野
国際エネルギー環境政策学、政策工学、サステイナビリティ学
周 瑋生 教授

プロフィール

学歴

1982年浙江大学工学部熱物理工学専攻卒(工学学士)、1986年大連理工大学大学院動力工学科専攻修了(工学修士)、1995年京都大学大学院物理工学科高温物理工学専攻(工学博士)。

職歴

1995年国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)産業技術研究員として、(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)に勤務(研究員)、1998年RITE主任研究員、1999年立命館大学法学部准教授、2000年立命館大学政策科学部准教授、2002年から現職。これまでRITE研究顧問、立命館孔子学院初代学院長,立命館サステイナビリティ学研究センター(RCS)初代センター長、大阪大学サステイナビリティ・サイエンス研究機構特任教授、東京大学大学院原子力国際専攻客員研究員、浙江大学、大連理工大学、北京大学等複数大学の客員教授を併任。日本工学アカデミー客員会員。

研究・教育

研究

資源エネルギー問題、気候変動問題などはまさに日本、中国はじめ、東アジア地域が同時に直面し、共通のリスクと利益を有する、総合かつ典型的な学際問題である。本研究室は、総じて経済、エネルギーと環境の調和ある持続可能な発展に資する経済的社会的または技術的な対策を分析・評価し、国際的な政策提言に結び付ける研究を行う。
主な著書(共著):『地球を救うシナリオ―CO2削減戦略』(日刊工業新聞社、2000.8)、『都市・農村連携と低炭素社会のエコデザイン』(技報堂出版、2011.3)、”East Asian Low-Carbon Community”(Springer, 2021)、『SDGs時代のサステイナビリティ学』(法律文化出版社、2022)など。

教育

学部:「サステイナビリティ学入門」、「国際環境政策」、「政策特殊講義」、「政策工学入門」、「システム科学」など担当。 大学院:「環境開発概論」、「資源循環と持続可能な環境戦略」リサーチ・プロジェクト(修士・博士論文指導)、など担当。

メッセージ

地球温暖化に代表される地球環境問題は、総合的な学問で、自然科学や、政治、経済、法律など多数の社会科学の分野にも跨っています。21世紀において求められるのは、まさにこうした異分野の横のつながりで、幅広く対応できる人材であります。政策科学は学際的な学問であり、政策を科学するには社会学以外に広範な知識例えば工学的な視点、手法等への理解と活用も重要であります。本研究室では、政策課題発見、政策立案手法取得、政策分析と提言といった3つの学習プロセスを通じて、自由で批判的な発想、積極的な討論(論争)、他分野研究への関心等を学生に強く求めます。
FROM ZERO-SUM GAME TO WIN-WIN GAME。学ぶとは、誠実さを身に付けること;教えるとは、ともに未来を語ること。

キーワード

エネルギー・環境政策学、政策工学、エネルギーシステム科学、国際関係論、サステナビリティ学、気候変動、循環型低炭素社会、発展途上国、中国、東アジア、原子力安全、グローバルリサイクルシステム、分散型電源、環境評価