学部概要

教員紹介

森 裕之 教授

専門分野
財政学、都市経済学

プロフィール
1967年大阪府生まれ。大阪市立大学商学部、同大学院経営学研究科後期博士課程中退後、高知大学助手。その後、高知大学専任講師、大阪教育大学専任講師・助教授をへて、2003年から立命館大学政策科学部助教授。2009年より同教授。財政学とくに地方財政と公共事業を専攻。また、社会的災害(アスベスト問題など)についても公共政策論としての立場から考察。
研究・教育
研究では、これまでの経済学の規範的議論だけでは不十分な政府・自治体の公共政策の実態を政治経済学として再構築するための理論的・実証的研究を行っています。そこから将来的な分権的地方財政制度の方向性について研究し、それを支えるための新しい地域経済構造のあり方についても検討しています。社会的災害としてのアスベスト問題の研究も行っており、労働災害や環境問題についても研究しています。教育では、講義としては都市経済論や財政学、ゼミでは都市財政の分析などを行っています。
メッセージ
現実の地域経済や自治体の財政を分析することを通じたアカウンタビリティのある政策提言を行う能力を学生のみなさんに身につけてほしいと考えています。政策を実施するということは、多くの人々に影響を及ぼすものであり、それに関わるというのはきわめて責任の大きいことです。そのような真剣な研究・教育を通じて培われる人間関係こそ、社会の発展にとって不可欠な原動力になるのではないかと思っています。
キーワード
地方財政論、財政学、都市経済論、社会的災害、公共政策