学部概要

教員紹介

SAUCEDO SEGAMI, Daniel Dante 准教授

専門分野
パブリック考古学、アンデス考古学、文化人類学、科学技術外交、スペイン語教育

プロフィール
ペルー共和国リマ市生まれ。教皇庁立ペルーカトリック大学文学部考古学専攻卒(考古学学士)、岡山大学大学院社会文化科学研究科比較社会文化学専攻修了(考古学修士)、総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻修了(文化人類学博士)。2020年4月より現職。
研究・教育
私の主な研究テーマは、様々なレベルのアイデンティティーが、物質文化においてどのように表現されるのか、ということです。このテーマの中で、現在取り組んでいる研究分野は、異なるアクターが、周辺の考古遺跡に対して、個人レベルであれ、地域や国家レベルであれ、個々のアイデンティティーをどのように表現しているのかということです。もう1つの研究分野は、ペルーの日本人移民と日本のペルー人移民についてです。文化アイデンティティーが、移民やその子孫の間で、時間と共にどのように変化するのかを理解することに関心があります。双方の研究分野は、例えば、文化遺産の管理や、地方や地域の開発政策など、政策科学に大きく影響します。
これらの研究をベースにして、特に文化人類学や考古学、言語研究の立場から、学生の皆さんが既に持っている知識を駆使し、また新しい知識を取り入れながら、自身やその他の文化を理解したいという好奇心を育てていきたいと考えています。
メッセージ
大学生や大学院生であるということは、自分たちが生きる世界を理解し、我々の社会を悩ませる問題を明らかにして、新しい革新的な解決法を見つけるための唯一の機会です。新たな視点に対して視野を広げられるよう、この時間を最大限有効に活用してください。
キーワード
パブリック考古学、アンデス考古学、文化人類学、日系人文化、スペイン語教育