学部概要

教員紹介

NARITA Hiroki

公共政策系

成田 大起 准教授

専門分野
公共哲学、現代政治理論、批判理論
成田 大起 准教授

プロフィール

神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部、早稲田大学大学院政治学研究科で政治学を専攻。博士(政治学)。早稲田大学政治経済学術院助手、日本学術振興会特別研究員PDを経て、2024年4月から現職。2016年から2017年にゲーテ大学フランクフルト・アム・マインにて客員研究員。

研究・教育

ユルゲン・ハーバーマス、アクセル・ホネットを中心に、現代ドイツの政治哲学を研究しています。大学院時代には、ジョン・ロールズをはじめとした英米圏の現代政治理論のゼミで研究を進めてきました。現在は、フェミニズム哲学にも関心を持ちながら、研究を進めています。学部では、「公共哲学」「現代政治理論」等を担当しています。

メッセージ

「経済格差をどの程度是正すべきか」「国家は健康的な生活を国民に強制できるか」「移民を選別することはどこまで正しいか」「温室効果ガス排出の削減目標を国ごとにどのように定めるのが公平か」。政策について突き詰めて考えていくと、根本において価値や規範に関する議論(べき論)に直面します。政策の「正しさ」について考えるのが政治哲学です。

哲学研究の基本は文献(著書や論文)を読むことです。先人たちの議論を正確に理解することで、はじめてその知見を現代の社会問題に応用できるからです。関心のある方は、まずは図書館や書店で気になる本を手に取って読んでみてください。

キーワード

公共哲学、政治哲学、政治理論、批判理論、ハーバーマス、ホネット

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